石垣字会に頭寄贈 玉代勢さん、米寿記念の「松竹梅」

新調された「松竹梅」の旗頭がお披露目された(左)。「胡蝶蘭」の頭と交代する「松竹梅」(右)=25日午前、玉代勢さん自宅庭

 長年、字石垣の旗頭持ちとして活躍した玉代勢孫芳さんが四カ字オンプールの25日、米寿の生年記念として「松竹梅」の頭を石垣字会(大浜慶功会長)に寄贈した。
 頭の製作者は玉代勢秀孝さんで、旗文字は「押風黄金(うすかじくがに)」。気候が順調で農作物が黄金のように実る五穀豊穣(ほうじょう)と、字民の無病息災、村の繁盛・安泰が祈念されている。
 寄贈は午前8時から玉代勢さん宅で行われた。7年間の大役を果たした「胡蝶蘭」旗頭が自宅庭に持ち込まれ、玉代勢さんは「寄贈できたことをうれしく思う。松竹梅の頭を大事に持ってほしい」とあいさつ。大浜会長らに対して引き渡しの儀式を行なった後、頭を交代した。
 自宅庭では「松竹梅」、自宅前道路では「光」の旗頭を初挙げし、囃子(はやし)の子どもや、旗頭持ちたちなど、字民らで祝福した。

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