(一般)石垣市観光交流協会(大松宏昭会長)役員・理事らと市の施設管理課、観光文化課職員の計17人が24日、南の浜ビーチや米原キャンプ場など、島内観光地の10カ所を視察した。シーズン中に視察を実施するのは初めて。駐車スペースの不足だけでなく、ダイビング業者が駐車ラインを無視して車を止めるなど、業者のモラルが問われる「マナー違反」が目立ち、関係者らは今後の対応に頭を悩ませた。
視察したのは▽南の浜ビーチ▽新港バース▽唐人の墓▽底地ビーチ▽川平湾▽米原キャンプ場▽米原ヤシ林▽平久保崎灯台▽玉取崎展望台▽伊野田キャンプ場―の10カ所。
このうち米原ヤシ林では、ダイビング業者の車両が駐車ラインを無視し斜めに止め、他の車両が止められない状態も。また、公衆トイレを更衣室代わりに使わせており、ヤシ林見学の客が使用できない状況があるという。
大松会長は「今後、どのような形で解決したら良いのか。現状をまざまざと見せられた」と述べ、底地ビーチなどは「掃除や手入れが行き届き、指定管理者が代わってから改善してきている」と評価した。
今後は、アンケートをまとめ、石垣市に報告する方針。