沖縄拳法空手道協会(喜納敏光会長)は3日、各流派の交流を目的とした稽古を石垣市総合体育館で実施した。沖縄拳法空手を広め、空手道全体の競技人口を増やす目的で開催され、約30人が参加した。沖縄拳法空手、一心流などの技を教えあい、交流を深めた。
午前から始まった合同稽古では、各流派の有段者が演舞を行い、技を披露した。午後からは、実際に相手の体を突く「フルコンタクト」形式での稽古や、相手を突かない形式などで、実戦形式の稽古が行われた。
創始者が沖縄にいる一心流は、来年にインドで世界大会を開催する。稽古にはインド人も参加し、大会開催をPRした。
沖縄拳法空手道協会の喜屋武徹副会長は「他の流派の技を見ると刺激になる。交流を深めて個人のスキルをアップさせる目的で開催した」と、意義を強調した。