世界遺産登録を応援 キリン、デザイン缶発売

奄美・琉球世界自然遺産登録応援デザイン缶で乾杯する参加者=6日、パレットくもじ前広場

 奄美・沖縄の世界自然遺産登録を応援しようとキリンビール株式会社は6日夕、パレットくもじ前広場でPRイベントを開催した。この日から販売開始となった「キリン一番搾り 奄美・琉球世界自然遺産登録応援デザイン缶」の販売キャンペーンも兼ねて行われた。
 デザイン缶は奄美・沖縄の自然遺産をイメージさせるイリオモテヤマネコ、ヤンバルクイナ、アマミノクロウサギなどが装飾され、「私たちの宝、世界の宝に」とメッセージも記載。国頭村産ブランド豚のくんじゃん豚の串焼きと共に販売され、訪れた人は、ビアガーデンの雰囲気で夏の風情を楽しんだ。
 キャンペーン期間中は、世界自然遺産登録に向けた資金として1本につき1円が贈呈される。そのほか、はがきでクイズに答えると抽選で10組20人に西表島自然満喫ツアーと、くんじゃん豚5千円相当を40人にプレゼントする。キャンペーン期間は8月31日まで。
 キリンビールの波多野潤支社長は「沖縄本島の方にも関心を持ってもらい、どんなに素晴らしいところかを体験していただくためにツアーやおいしいものを提供しようと考えた。世界遺産登録に向けて気運が高まれば」と期待した。
 セレモニーに出席した竹富町の西大舛高旬町長は「ふるさと、地域を大事にすることが大切。来年には世界遺産登録を必ず実現できるように取り組んでいきたい」と決意を述べた。
 セレモニーでは国頭村の宮城久和町長もあいさつし、セレモニー後には国頭村観光大使のヤンバラ―宮城氏による生ライブも開催された。

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