米兵がおぼれた少年救助 救命士のスキル生かす 北谷町

感謝の意を伝えるニライ消防本部の金城俊昭消防長(左)と救助に携わったロジャー・ハリー1等空曹=7月31日、嘉手納基地

 ニライ消防本部の金城俊昭消防長は7月31日、嘉手納基地を訪れ、北谷町のアラハビーチで溺れていた香港籍の少年(4)を救助したロジャー・ハリー1等空曹(35)に謝意を伝えた。
 今年6月に嘉手納基地に着任したハリーさんは。7月26日夕、家族7人でアラハビーチを訪れていたところ、ビーチで溺れた少年が、呼吸が止まった状態で手当てを受けているところに遭遇した。
 救命士の資格を持つハリーさんは、AEDの装着、心臓マッサージ、肺に酸素を送り込む装置の準備などを行い、救助に加わった。少年は、懸命な処置の甲斐もあって息を吹き返し、一命を取りとめた。ハリーさんはニライ消防本部の救急車が到着するまで救命措置を続けた。
 当時の状況について「13年消防に携わり、自分の持つスキルを使って助けられないか考えた。こうした場面に出くわすのは初めてだが、落ち着いて行動に移すことができた」と振り返り「自分にも年が近い子どもがいる。冷静に救助を続けて息を吹き返した時は、希望をもらった気がした」と笑顔を見せた。

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