旧盆中、地元の青年会などがエイサーを舞いながら地域を練り歩く「道ジュネー」が旧盆前夜にあたる12日夕、県内各地で始まった。那覇市松島青年会では、地域の無病息災や安全、繁盛を祈って道ジュネーを盛大に行った。
午後6時半からファミリーマートおもろまち四丁目店前から開始。約10カ所の会場を周り、それぞれに集まった観衆は指笛や太鼓の音に聞き入った。
同青年会の宮良光樹副会長(22)は「約1カ月間、夜遅くまで毎日練習してきた。例年より良い状態で今日を迎えることができたと思う」と振り返り、「道ジュネーを見てくれる人が心躍るような演舞を披露していきたい」と意気込みを語った。
同青年会では昨年に引き続き、東日本大震災で被害を受けた人に募金の一部を贈る取り組みも行っており、各会場で募金を呼びかけている。