在上海沖縄県人会(大城哲辞会長)は16日午前、県庁で「日本人留学生・中国人日本語学生と沖縄企業の交流会2019in上海」の事前説明会を開催した。交流会は10月26日に上海マートで開催予定で、今回で3回目。これまでに採用や内定にも数件結び付いている。
昨年は県内15社が参加し、41人の学生の参加実績があった。
現地で沖縄の就職情報、業界の情報が少ないといった課題がある。沖縄でも観光業が好調で働き手が少なく、外国人観光客が増加していることなどから関心を高めている。説明会には県内企業採用担当者ら約30人が参加した。
大城会長は「上海に留学した学生は文化や環境に順応できる人が多く、意見を述べたり発言するスキルが身についている。日本語を学ぶ中国人も個々に語学レベルの違いはあれど成長や成功に向けた意識が高い」と説明した。
申し込み期限は10月11日まで。申し込み・問い合せは沖縄県産業振興公社上海事務所okisyo@okinawa―sh・com・cn(仲里まで)。