「新時代!南の島から結(ゆ)いの和!」をテーマに、「第9回ぱいぬ島まつり」が25日に竹富町西表島で開催される。同実行委員会(委員長・西大舛髙旬町長)が19日午後、町役場で開かれ、当日のプログラムなどを確認した。
同まつりは竹富町離島振興総合センターが会場で、午前10時から午後9時まで。町内の小中学生による鼓笛隊やダンス、合唱、各地の保存会による民俗芸能の披露、唄者のスタージなどが予定される。また、友好都市の長崎県対馬市、姉妹町の北海道斜里町も舞台で盆踊りやねぷた囃子を披露する。
会場では、フードコートやプラネタリウム、島の特産品コーナーなどが設けられる。
参加した委員からは、来場者が利用するチャーター船の運航について、まつり当日のみでは、町民の負担が大きいとの指摘があった。事務局の職員は「チャーター船は25日のみ。翌日は、定期便の時間などの調整が難しい」と答弁。次回以降、検討する考えを示した。
「ぱいぬ島まつり」は4年に1回開催される竹富町のまつりで、前回は2015年8月に開催された。
西大舛町長は「協賛団体や後援団体など、力を結集して、まつりを成功させたい」とあいさつした。