空手の劉衛流龍鳳会(佐久本嗣男会長)が24日、県立武道館で世界武芸祭「国際交流と芸術(アート)へのIZANAI(イザナイ)」を開催し、33カ国から約千人の空手愛好家が集結し、異文化の相互理解と国際交流を深めた。
劉衛流は200年の歴史ある中国拳法の源流をくむ古法の総合武道。劉衛流の宗家・仲井間憲里(のりさと)の生誕200年を記念して開催した。
世界空手道選手権3連覇中の喜友名涼らによる勇太鼓があり、劉衛流古武道や居合も行われた。国際交流団体演武でアーナンや各国のトップアスリート団体演武アーナン大やオーハンも披露。ほかにも琉球舞踊や南風原高校郷土芸能部も演奏や踊りで会場を盛り上げた。カチャーシーを全員で踊り、締めくくった。
佐久本会長は「辛い時も楽しい時も分かち合ってきた。空手を通して人生を楽しんで、またぜひ沖縄においで下さい」とあいさつした。