石垣市伊原間の「民宿たいらファミリー」の屋根で、ドラゴンフルーツを食べたカラスのふんから、このほど新しいドラゴンフルーツが実った。経営する平良八重子さんは「花が咲いた時、月下美人かと思ったが、実ってきた時はびっくりした」と話した。
平良さんによると、カラスが屋根にふんを落としたのは半年ほど前。中に種が入っていたらしく、7月に開花し、3個の実がつき始めた。
既に1個はカラスに食べられてしまったが、残り2個のうち1個は仏壇に供えたという。
平良さんは「自分で種を落としたカラスが自分で実を食べたのが面白い。試食するのが楽しみ」と話した。