国土地理院は、自然災害への理解を深めることを目的に、自然災害に関する伝承を記した碑などが存在することを示す地図記号「自然災害伝承碑」を掲載した2万5千分1地形図を1日から刊行開始したと発表した。
自然災害伝承碑は今年3月に発表され、6月からWEBサイトでも新地図記号が記載された地図をリリース。今回は紙媒体の地図にも追加した。
地図記号は各自治体からの申請を元に記載され、これまでに278カ所が公開された。1日から刊行される地図には関東大震災や東日本大震災などを含む60カ所が記載される。
県ではこれまでに名護市の3カ所が公開されており、石垣市は現在「明和大津波遭難者慰霊之塔」、「津波大石(ツナミウフイシ)」の登録に向け申請を進めている。