沖縄と台湾の交流紹介 那覇で企画展始まる

企画展では、巨大な台湾全土の地図も展示されている=6日午前、県立博物館・美術館

 台湾の歴史を年表で解説。日本統治下の様子も写真で知ることができる。台湾の人々が石垣島に移住した過去や、パイン産業を興し、戦後の復興に貢献した経緯も分かりやすく展示されている。
 6日午前の開会式で玉城デニー知事は「来場者が歴史や文化への理解を深め、沖縄と台湾の交流が発展することを期待する」とあいさつ。台湾文化部(文科省に相当)のシャオ・ツォンファン副大臣は「沖縄の皆さんが台湾を知り、歴史の変遷(へんせん)をたどることで、多様な社会や文化の様相を思い浮かべてもらえば」と話した。報道陣には「台湾と沖縄は隣人。手を取り合い、新しいネットワークを作り上げることが重要だ」と呼び掛けた。
 玉城氏、シャオ氏らは学芸員の説明を受けながら展示を見て回った。

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