10月1日から運行開始 ゆいレール、浦西延伸 

運輸開始認定書が玉城氏(写真右)から美里社長に手渡された=12日午後、県庁

 県は12日午後、沖縄都市モノレールに対し、首里・てだこ浦西間の運輸開始を認可した。県庁で玉城デニー知事が同社の美里義雄社長に認可書を交付した。那覇市首里から浦添市までの「ゆいレール」延伸が正式に認可された。10月1日から同区間の運行が開始される。

 沖縄都市モノレール(ゆいレール)延伸事業は2013年9月に本体工事を着工し、県と那覇・浦添両市が軌道などのインフラ部を整備し、同社が車両や電力などの整備を行ってきた。本体工事や駅周辺区画の整備を9月までに、ほぼ完成させ、国と県が検査を行い、11日に国が運輸開始を認可していた。
 延長区間は那覇市首里から浦添市前田までの約4・1㌔で、区間内に4駅が新設される。
 延伸区画の開業に合わせ、沖縄都市モノレールはダイヤを改正。運行本数を増加させ、平日は1日276本を8分間隔で運行する。休日も増便し、238本となる。また、朝のラッシュ時である午前7時44分から同8時分までの24分間は、4分間隔で運行する。また、首里駅から始発が出る那覇空港駅行きを設定し、既存の通勤客のニーズにも合わせる。
 沖縄都市モノレールは今後、新車両を2編成導入し、那覇空港の第2滑走路供用開始なども考慮し、ダイヤ改変を行う予定。関係者の一人は「増便も検討したい」と述べた。また、同社はJR東日本などが販売するICカード乗車券「Suica」の来年4月導入を目指す。
 玉城知事は延伸開業について「県民が心待ちにしていた。安全を優先し運行してほしい」と期待を込めた。認可書の交付式後、報道陣の取材に応じた美里社長は「モノレールは渋滞の緩和に寄与する。しっかり運行する」と語った。

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