7月1日付けで第40代沖縄地区税関長に就任した仲丸浩史氏(59)が18日、石垣港湾合同庁舎で記者会見し「テロ対策や薬物、金の密輸などの取り締まりを厳正に行いたい」と抱負を語った。
観光業でにぎわう南ぬ島空港や、石垣港の視察にも触れ「日本に来る観光客のほとんどが善良な人々。スムーズな税関業務で、石垣島を楽しんでもらい日本のファンになってもらいたい」と期待した。
石垣島には10年以上前に一度、家族旅行で来たことがある。「石垣島は風光明媚な所。自然が多く残っていた昔の石垣島も、観光で栄えた今の石垣島も両方魅力的に感じる。竹富島にも行き水牛車に乗った」と振り返った。
神奈川県出身。早稲田大卒。1983年に旧大蔵省に入省し、各地区の税関を歴任。前職は神戸税関総務部長。