社民照屋氏が引退意向 後継、北中城村長軸に調整

照屋寛徳氏

 社民党の照屋寛徳国対委員長(74)=衆院沖縄2区=が、高齢を理由に次期衆院選に立候補せず、今期限りで引退する意向を固めた。関係者が18日、明らかにした。後継には、北中城村の新垣邦男村長(63)を軸に擁立する方向で調整している。
 取材に対し照屋氏は「前回衆院選が終わった段階で、引退すると決めていた」と話し、既に後援会幹部に引退を伝えたことも明らかにした。21日に開く後援会の会合で、経緯を説明する。
 照屋氏は弁護士出身で、県議を経て1995年の参院選で当選し、2003年から衆院議員を6期連続で務めている。副党首も歴任した。
 沖縄の4選挙区のうち、自民党が唯一議席を確保している4区を巡っては、国政野党側が候補者の人選を進めており、糸数慶子前参院議員らの名前が挙がっている。

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