石垣市特産品振興会(宮城龍二会長)の2018年度通常総会が26日、市商工会館で開かれ、今年度事業計画を承認した。特産品認定制度の活用や、認定シールの普及による地域ブランドの確立やシンポジウム開催などを盛り込んだ。
宮城会長は「観光客の増加をチャンスととらえ、経営発展と地域活性化に取り組んでほしい。特産品認定シールをさらに拡大したい」とあいさつした。
事業計画はこのほか①特産品地産地消運動、優先使用の推進②要請・陳情活動の推進③組織の充実強化、広告活動の推進―などを盛り込んだ。国際的な衛生管理基準HACCP(ハサップ)の義務化が来年に迫ってることから、事務局は「ハサップの周知、運用のセミナーを徹底的にやりたい」と述べた。
振興会は2002年度から特産品認定制度を始め、認定された商品には認定シールの貼付を推奨している。