19日から佐賀県で開催される秋季九州大会に出場する八重山農林高校野球部を激励しようと、JA石垣牛肥育部会(比嘉豊会長)と八重山パーツミート(上原健二代表)、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場(山根聡店長)は14日夕、同市場で石垣牛を寄贈した。寄贈された石垣牛はその場で焼き肉にして振る舞われ、決戦を前に束の間のひと時を楽しんだ。
JA石垣牛飼育部会長の比嘉さんは「九州大会進出は自分のことのようにうれしい。石垣牛をいっぱい食べて気力・体力を養い、大会に全力を尽くしてほしい」と激励した。
八重山パーツミートの上原さんは「夢と希望が詰まった甲子園出場を目指して頑張って」とエールを送った。
激励を受けた大浜圭人主将は「九州大会でも自分たちの野球をしてきます。たくさんお肉を食べて力をつけるので、また応援よろしくお願いします」と感謝を述べた。
石垣牛は1人あたり250㌘ずつステーキを提供。農家を営む野球部の上江洲怜生君の実家で育てられた牛が提供された。
上江洲君は「練習がない時などたまに手伝っていた牛がA5ランクのおいしいお肉になり仲間にも喜んでもらえてうれしい。九州大会では自分達の野球をができるように頑張ります」と話した。
野球部一人ひとりの自己紹介もあり、16日から九州大会の佐賀県へ向け出発することも伝えられた。