石垣市議の長浜信夫さん(64)=大浜=が、30年余に書き溜めた論説などを集大成した「バガースマに生きる」がこのほど南山舎から出版された。長浜さんは「後輩たちが島の将来を考えるきっかけになれば」と話している。
収められた文章は地元紙に掲載されたものが中心。テーマは公民館、PTA、スポーツなど、長浜さんの長年にわたる地域活動を反映し、多岐にわたっている。表紙には長浜さんが撮影した大浜の海岸の写真が使われており、長浜さんの郷土愛をうかがわせる。
長浜さんは「還暦を迎え、これまで広く活動してきたことの足跡をまとめたいと思った。未来のため、この島をどうやって子どもたちに残していくか考えてほしい」と期待した。