国や県が定める違反建築防止週間(15日~21日)に合わせ、八重山土木事務所(勢理客武所長)など関係6団体は16日午後、違反建築防止週間の出発式と違反調査のための建築パトロールを行った。
八重山合同庁舎で開かれた出発式で勢理客所長は2018年6月、大阪北部地震で建築基準法違反のブロック塀が倒壊し、人命が失われた事故を紹介。「八重山地域の安全安心なまちづくりに向け、違反建築物発生の未然防止、違反事実の把握、是正指導をお願いしたい」とあいさつした。
パトロールでは市内の建築作業中の共同住宅やホテルなど10カ所を巡回。確認表示板がきちんと見える位置に表示されているか、工事管理状況は適正かなどを確認した。
建設現場までの移動中は、違反建築防止などを呼び掛ける街宣活動でPRした。