「サイバーセキュリティ戦略と企業が抱える経営リスク」(主催・㈱オフィスシステムプロダクト、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ㈱など)をテーマにした講演会が18日午後、アートホテル石垣島で開かれ、専門家3人が最新のサイバー攻撃の事例・対策を紹介した。
クレジットカードのセキュリティ対策、企業を脅かすサイバー攻撃対策、スマートフォンのセキュリティ対策について説明があった。
講師の小林晋崇氏は「サイバー攻撃対策は経営者の問題。大企業の情報がほしいハッカーが対策の甘い中小企業を狙うことがある」と強調した。
日本の中小企業は海外のサイバー攻撃に合いやすいとして「経営者に対策がなく、損害賠償を請求されるケースもある。人手不足もあるが、業者に相談してほしい」と注意を呼び掛けた。
講演中に、スマホのセキュリティ対策アプリ「サンドブラストモバイル」なども紹介された。