真栄里ビーチでOWS 5種目でタイム競う

㊨笑顔でインタビューに答える森山幸美選手㊧会場をひしめき合って泳ぐ参加者=26日、真栄里ビーチ

 オープンウォータースイミング大会「NOWS石垣島OWS大会2019」(主催・一般社団法人NOWS)が26日、真栄里ビーチで開催された。5㌔、2・5㌔、1㌔、500㍍、500㍍×4リレーの5種目の競技で約380人のスイマーが参加し、白熱したレースが展開された。

 オープンウォータースイミングは川や海、湖などの自然の水域で行われる水泳競技で2020年に開催される東京五輪でも正式種目となっている。
 今大会には12年ロンドン五輪、16年リオ五輪にも日本代表で出場した貴田裕美選手を含め、過去に水球や水泳競技で参加したオリンピアン6人も参加した。
 北海道から沖縄まで日本全国から参加者が集い、最年少出場の10歳が8人、最高齢は72歳だった。
 5㌔競技で招待選手として出場し、先頭でゴールした森山幸美選手(23)は「魚を見ながら泳げて良かった。日本選手権では最後の1周で抜かれてしまったので一番長い直線が流れに逆らってきつかったが最後にかけて勝負に出た」と振り返り「オープンウォータースイミングでは東京五輪の選考に入れず悔しい思いをしたが、競泳の800㍍、1500㍍も残っているので頑張りたい」と抱負を述べた。
 上位3位までの競技結果は次の通り。
 〈男子1㌔〉
 ▽1位=松下晃太郎(神奈川)17分04秒13▽2位=杉山大二(沖縄)17分08秒94▽3位=諏訪田和則(大阪)17分18秒68
 〈女子1㌔〉
 ▽1位=松下彩花(神奈川)14分31秒90▽2位=桑田由紀子(兵庫)17分27秒79▽3位=貞宗志穂(東京)17分30秒52
 〈男子500㍍〉
 ▽1位=久保栄克(沖縄)8分31秒70▽2位=清水良真(奈良)8分45秒68▽3位=瀬戸学(愛知)8分56秒19
 〈女子500㍍〉
 ▽1位=橋本栞(大阪)9分29秒17▽2位=森本佳奈(大阪)9分47秒76▽3位=新出亜希子(埼玉)9分53秒03
 〈男子5㌔〉
 ▽1位=大屋柾道(愛知)1時間20分17秒60▽2位=久保栄克(沖縄)1時間23分38秒21▽3位=古橋賢悟(兵庫)1時間24分32秒47
 〈女子5㌔〉
 ▽1位=松下彩花(神奈川)1時間13分33秒90▽2位=橋本英里子(大阪)1時間27分19秒72▽3位=高倉和恵(千葉)1時間29分31秒31
 〈男子2・5㌔〉
 ▽1位=梅田裕也(沖縄)39分45秒70▽2位=大野博章(兵庫)41分18秒96▽3位=丸山誠(鳥取)43分41秒23
 〈女子2・5㌔〉
 ▽1位=桑田由紀子(兵庫)43分44秒36▽2位=山口美果(兵庫)44分55秒84▽3位=貞宗志穂(東京)45分8秒11
 〈500㍍×4リレー〉
 ▽1位=鳥貴族天王寺北口店35分18秒58▽2位=貴田裕美チーム35分41秒70▽3位=神奈川総OWS部35分42秒99

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