八重山地区交通安全協会創立65周年チャリティー公演「芸能の夕べ」(主催・同協会)が26日夕、石垣市民会館大ホールで開催された。郷土芸能や創作舞踊、バンドやダンスなど多彩なパフォーマンスでステージを盛り上げた。
辻野ヒロ子会長は「創立65周年の節目にあたり、これからも関係団体と連携し交通事故のない安心、安全な町づくりのため交通安全活動を推進していく」と決意表明。「飲酒運転は絶対にダメですが、今日はバラエティーに富んだレベルの高いステージに酔いしれて下さい」とあいさつした。
一部は石垣第二中学校マーチングバンド部の迫力ある演奏で幕を開け、交通安全をコミカルに表現した荻堂久子八重山民俗舞踊研究所の「真山節」や崎原チエ八重山民俗舞踊研究所の「若いお巡りさん」では笑いと拍手に包まれた。石垣島のご当地アイドルゆい☆イシガキ88!の元気あふれる楽曲もあり、黒石髙子八重山舞踊研究所の「かたみ節・あぶじゃーま」の太鼓で盛り上げた。
二部では東バスバンドの演奏や石垣市交通安全母の会(新栄町婦人会)のフラダンスが披露された。八重山農林高校、八重山商工高校郷土芸能部の舞踊や八重山高校ダンス部、ウィングキッズリーダーズ(やいま浪漫の会)の迫力あるエネルギッシュな舞台が続き、会場いっぱいに訪れた観客は笑顔で溢れた。
同イベントの収益の一部は交通事故被害者支援への協力と交通安全対策などに活用される。