「チュチェ思想」県内で活発 北朝鮮指導者礼賛、セミナーも

講演した篠原常一郎氏(写真中央)と登壇したサイ氏(同右)と我那覇氏=26日夜、社会福祉センター

 元日本共産党職員でジャーナリストの篠原常一郎氏は26日、浦添市の社会福祉センターで講演した。北朝鮮が独裁政権を正当化するため作り出した「チュチェ思想」の研究会が、沖縄で活発に活動していると指摘。「全国連絡会の本部が沖縄にある」と明らかにした。

 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長が就任後、2年間で叔父をはじめ「約1万人を処刑している」と述べた。「チュチェ思想研究会は日教組のOBが作り、沖縄に多くの関係者が移住している。セミナーも毎年1月に那覇市で開いている」と説明。金氏の誕生日を祝うためのイベントも、毎年県内のホテルで開いているという。
 チュチェ思想研究会と北朝鮮とのつながりについては「3週間前に平壌で世界チュチェ思想研究大会があった。日本の代表も行っており、指導も受けている」と説明。「琉球民族は先住民族である」とする説は、北朝鮮の指導をもとに構築された理論だとした。
 父親が北朝鮮の政府高官で脱北者のサイ・ランケン氏は、日本の大学で学んだ。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権の政策について「韓国で自由が失われつつある」と訴えた。
 琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会(我那覇真子代表運営委員)が主催し、数百人の来場者で会場は満員となった。

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