佐喜真、玉城氏が激戦へ きょう告示、普天間など争点 知事選

 翁長雄志知事の死去に伴う知事選は13日告示、30日投開票される。安倍政権が支援する前宜野湾市長、佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、翁長知事の後継者として県政与党が支援する自由党衆院議員、玉城デニー氏(58)による事実上の一騎打ちとなる見通し。米軍普天間飛行場移設問題、沖縄振興策などを争点に、17日間の激戦を繰り広げる。

 佐喜真氏は、普天間飛行場移設問題をめぐり、翁長県政が国との対立を深めたことを念頭に「対立から対話へ」「県民の暮らし最優先」と訴え、国との協調による沖縄振興を訴える。基地問題では普天間飛行場の返還を最優先に据え、辺野古移設については県による埋め立て承認撤回の推移を注視する考え。
 前回2014年知事選で自由投票だった公明が支援に回り、名護市長選などを勝利に導いた自民、公明、維新の保守中道態勢を実現した。
 玉城氏は「翁長氏後継」を前面に掲げ、辺野古移設の阻止を訴える。翁長氏のスローガン「誇りある豊かさ」を引き継ぎ「弔い合戦」を印象づける。アジアのダイナミズムを取り入れた経済振興などを柱とした政策「沖縄新時代」を打ち出した。
 社民、共産、立憲民主などの革新・リベラル勢力や辺野古移設反対の市民団体が支持基盤の中心となり、さらに保守票の取り込みで前回知事選と同様の「オール沖縄」勢力再構築を目指す。政党色は強調しない戦略。

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