「八重山の一品」を販売 産業まつり、きょうまで

八重山の産業まつりを楽しむ来場者ら=2日午前、市民会館中ホール

 「2019八重山の産業まつり」(同実行委員会主催)が2日、石垣市民会館中ホールで開催された。今年のテーマは「島々ぬ未来ゆつくるやいまむん」で、八重山3市町から23事業所が参加し、各物産品を陳列。八重山の一品を求める家族連れなど、多くの人で賑わった。
 与那国町の崎元酒造所(崎元俊男代表)は4回目の出店で、徐々に売り上げが伸びているという。
 崎元代表(45)は泡盛のほかに「長命草酢」を推し、「長命草とアザミが入っており、与那国産黒糖で飲みやすく仕上げてある。肝機能を整えるし、リピーターからは『便通が良くなる』という評判もいただく」とPRした。

 この日は100㍉㍑から1斗瓶までの与那国町産泡盛などを販売。商品にはQRコードがあり、日本語など4カ国語でPR動画が見られる。
 来年45周年を迎える八重山殖産㈱(中野良平代表取締役)は賦形剤・添加剤無添加の100%クロレラ粒「八重山クロレラ粒」を販売した。
 経営戦略部の金城優翔さん(29)は「デトックス効果が期待され、人生100年時代の健康寿命を延ばすことにも貢献できる」とPRした。
 うえざと木工㈱の島木と大浜農園の米粉を購入した南芳枝さん(36)は「唐揚げの時にこの米粉を使うんです」と笑顔。夫の竜三郎さん(38)は与那国産泡盛「おこげ」を手に「このお酒は珍しい。今度友人らと楽しみたい」と話した。
 開会式で実行委員長の黒嶋克史市商工会長は「住民から愛用されて初めて商品が大きく成長できる。『未来ゆつくる』地域の一品をお試しいただきたい」と呼び掛けた。
 玉城デニー県知事(代読)、中山義隆石垣市長、西大舛髙旬竹富町長、外間守吉与那国町長(代読)が祝辞を述べ、関係者らでテープカットを行った。
 産業まつりは3日まで。開場時間は午前10時から午後6時。

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