「汚染されない根拠」など要求 陸自配備で4公民館

4公民館長から申し入れ書を受け取る知念総務部長(左)=5日午後、市役所

 石垣島への陸上自衛隊配備計画で、予定地周辺の於茂登公民館の喜友名朝昭館長、開南公民館の小林丙次館長、川原公民館の具志堅正館長、嵩田公民館の高宮耕館長は5日、市役所を訪れ、中山義隆市長宛てに意見交換会の開催を求める申し入れ書を提出した。
 この中では、事前の質問として➀陸自配備では自然環境は汚染、破壊されないという主張の科学的根拠➁有事の際の住民避難計画の詳細➂陸自配備によって有事や事故が発生した場合の市長の責任の取り方―の3点を挙げ「誠意をもって答えていただく」よう求めた。
 今年4月に開かれた市と4公民館の意見交換会で、4公民館側が出したすべての質問についても改めて回答を要求した。
 申し入れ書は知念永一郎総務部長が受け取った。

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