地球温暖化防止などやリサイクル推進に向け、身近でできる環境保全対策を考えるイベント「エコライフ2019」(主催・県)が16日午前10時から、石垣市総合体育館で開かれる。毎年各市で開催されているが、石垣市では初。15日、イベントのワークショップで講師を務める市出身のイラストレーター、pokke(ポッケ)104さん(本名・池城由紀乃さん)が市役所に中山義隆市長を訪れてPRした。
イベントでは「温暖化防止」「自然保護」「3R推進」の3つのテーマに分けてブースを設置し、環境保護活動に取り組んでいる33団体が展示などを行う。このうち16団体は石垣市で活動している。
午前中にはpokke104さんのコラージュワークショップ、午後からは琉神マブヤーのアトラクションがある。午前中の県環境保全功労者表彰式では、石垣市在住者など4個人3団体が表彰される。
pokke(ポッケ)さんはワークショップで、沖縄の生き物をテーマにしたアートを描くことを説明。「生き物の生態を知ることで、未来にやさしい選択ができると思う」と呼び掛けた。県の棚原憲実環境部長は「引き続き連携したい」と市の協力を求めた。
中山市長は「環境への関心が高まっている。イベントでいろいろな気づきがあると思う」と期待した。
イベントは02年に始まり、昨年まで県民環境フェアとして開催されていたが、今年から名称を変更した。