社会奉仕団体・八重山ライオンズクラブ(東郷清龍会長)が16日午前、第2回八重山地区移動献血に合わせ、献血推進活動「移動献血ライオンズデー」をタウンプラザかねひで石垣店駐車場で実施した。ライオンズ歴45年で同クラブ最長の大田義憲さん(77)は「血液が足りないと言われているが、ボランティアで地域の協力が得られて幸せ」と話した。
同クラブでは移動献血の度に推進活動を行っており、3年ほど前からは同店駐車場でテントを張って実施している。
この日は玉子パック(6個入)を120パック用意し、献血に訪れた人にプレゼント。また玉子パックを携えて近くの企業を訪れ、献血への協力を呼び掛けた。
ライオンズ歴35年の大田洋八(ようや)さん(75)は「献血に来たものの採血できなかった人にも、献血したいという気持ちへのお礼として玉子パックを渡している」と笑顔。「八重山地区は献血で県に貢献しており、同クラブへの良い評価もいただいている」と話した。