「首里城再建チャリティーヨガ~石垣島ママたちの想いを集めて~」を25日午後、石垣市福祉センターで開いた。幼児を連れた42人のママが参加費2000円を寄付し、「てぃんさぐぬ花」の生演奏を聴きながらヨガを行い、子育て・家事で疲れている身体をほぐした。集まった寄付金は7万8千200円。
同チャリティーは、子ども連れで通えるヨガクラス「ママ・フル」の冝保真理子さんがNPO法人「たいようのえくぼ」の賛同を得て開催。同法人は子育て中のママを応援している。
参加者の名前、集合写真、寄付金の領収書はSNSなどインターネット上にアップされ、広く周知される。その背景には「行き過ぎた個人情報保護などによって、個人を守っているように見えて、個人を寂しくさせている世の中。子ども達の未来に人の輪を残したい」という冝保さんの想いがあった。
冝保さんは「子育て中でもこういったチャリティーができるんだと知ってほしい」と語った。
今回集まった参加費は、経費のみを差し引き那覇市の「首里城火災に対する支援金募金活動」へ寄付される。
冝保さんは「首里城が燃えてショックだった。何かやりたくても子育て中は外に出られず何もできなかった」と振り返り「ヨガ教室でその話をして賛同を得た」と開催の経緯を説明した。