第40回県学校体育研究発表大会八重山地区大会(主催・県学校体育研究連合会、県教育委員会)が29日、八重山高校体育館を全体会場に開催された。八重山大会は6年ぶり。参加した県内教職員らは「生涯にわたり、仲間とともに主体的に運動やスポーツに親しむ資質・能力を育む保健体育学習」を研究主題に特別講演や校種別の分科会での公開授業・研究発表を行なった。
同連合会の知名朝次会長は開会式で「今後の体育・保健体育学習の充実につながる有意義な会になることを願っている」と強調。
県教育庁保健体育課の太田守克課長は「新学習指導要領が次年度から小学校で全面実施される。本大会が保健体育関係教職員の資質向上に貢献すると期待している」と述べた。
分科会は校種別にあり、小学校は真喜良小、中学校は大浜中、高校は八重山商工高校でそれぞれ公開授業と研究発表・研究協議を実施し、市教育委員会や八重山教育事務所、県総合教育センターからの指導助言者がアドバイスした。
八重高体育館では石垣安志市教育長、仲舛盛順八重高校長もあいさつ。日本女子大学(東京都)の高橋修一体育学部教授による「新学習指導要領を踏まえた体育学習のあり方」と題した特別講演もあった。