前里、塩﨑さんが受賞 「幸せは誰かの役に立つこと」 県母子寡婦福祉大会

賞状を手にする前里さん(右から2人目)と塩﨑さん(中央)ら=1日午前、市健康福祉センター

 先月24日に沖縄科技術大学院大学で開かれた「創立50周年記念県母子寡婦福祉大会」(主催・県母子寡婦福祉連合会)で、(一社)石垣市ひとり親家庭福祉会前会長の前里和江さん(66)=真栄里=に感謝状が、塩﨑詩子(うたこ)さん(51)=登野城=に母子家庭激励賞が贈られた。

 前里さんは2017年5月からの2年間、同福祉会長を務めた。「市ひとり親家庭自立促進計画策定」に委員として尽力するなど、ひとり親家庭福祉の増進に貢献した。
 塩﨑さんは2人の子どもを育てながら、竹富町社会福祉協議会での介護の仕事や、ヨーガ療法士としてひとり親家庭の親子ヨーガ教室も開いている。
 1日午前、市健康福祉センター1階で行なわれた報告会で、塩﨑さんは「幸せは誰かの役に立つこと。そう思って、自分ができることをやってきたので非常にありがたい。今年は市の子育て支援員研修も受講したので、そういう方面でも役に立てれば」と話した。
 前里さんは「思いがけない受賞。本会には100世帯ほどの会員がいるが、どんどん前に出て地域・社会に貢献していってほしい」とエールを贈った。

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