「大きく成長し島に戻る」 思い描いた西表伝える 上原小児童町長発表会

沖縄離島体験交流促進事業に参加した上原小の児童らと竹富町関係者ら=6日午後、竹富町役場2階ホール

 2019年度沖縄離島体験交流促進事業(主管・県企画部地域離島課)の町長発表会が6日午後、竹富町役場2階ホールで開かれた。7月に伊良部島に派遣された上原小学校の5年生11人が4つの班に分かれ、「ドームのある町づくり」「西表島宇宙センター」など、出身島とは異なる島での体験を経て思い描いた、将来の西表島を発表した。青木一裟(いっさ)君は「僕たちは西表島が大好きで、そこに育っていることを誇りに思う。15の春で旅立ち、大きく成長し、この島のために戻ってくる」と誓った。
 1班は「ドームのある町づくり」を提案。冬に観光客が減少することから、屋根を強化プラスチックで設計した「星空ドーム」を建設し、ライブやプロ野球キャンプで集客を狙う。ホテルや倉庫はドームの地下に造り、ドーム内で売られる飲食店では西表島の特産品を使い「地産地消に貢献できる」と強調した。

 2班は「西表島宇宙センター」を建設して宇宙旅行への夢を馳せた。3班は島々をつなぐロープウェイや海中道路、海上アスレチックを提案し、「船の欠航の心配もなく、観光業が一年中活躍できる島になったら」と願った。
 4班は「未来のドローン」について考え、荷物搬送はだけでなく人が乗れるもの、スピーカーとカメラをつけて迷子を捜すものなどを提案した。
 西大舛髙旬町長は「素晴らしい体験をしてきた皆さんだからできる夢いっぱいの提案。20年後は皆さんが町の中心となる。職員一丸となって夢が叶うよう、取り組んでいきたい」と約束した。
 同事業は出身地とは別の離島での体験交流と島おこし会議などで、自分の島に向き合う機会を通して、島の良さの再確認し、ふるさとへの誇りを育み、将来のUJターンにつなげるのが目的。
 7月に伊良部島と石垣島に5年生計89人を派遣。伊良部には西小(24人)、南大東小(10人)、上原小の計3島3校45人が、石垣には伊江小(9人)、粟国小(4人)、多良間小(15人)、与那国小(15人)、比川小(1人)の計4島5校44人が参加した。

関連記事

八重山日報公式Twitter

ページ上部へ戻る