カテゴリー:暮らし
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島外避難の手順確認 新空港、1日1万人超想定
国、県、石垣市、竹富町などの関係自治体は25日夜、新石垣空港を使った国民保護の実地確認を行った。台湾有事の懸念が高まる中、国民保護訓練に関する検討会の一環として、島外避難者の空港到着から旅客機に乗り込むまでの手順を確認… -
全国初「登録センター」設置確認 石垣市、有事にらみ住民避難
台湾有事などをにらみ、石垣市は25日午後、市中央運動公園の屋内練習場で「住民避難登録センター」設置の実地確認を行った。県主催の国民保護訓練に関する検討会の一環。同センターでは国民保護法に基づき住民の島外避難を進めるため… -
安全保障と離島振興アピール 小林前経済安保相が石垣視察
自民党総裁選に立候補する小林鷹之前経済安全保障相は5日、石垣市を訪れ、有事に備えて市が整備するシェルター予定地などを視察した。尖閣諸島を抱え、台湾に近い石垣市を訪問することで、首相に就任した場合、安全保障や離島振興に取… -
防衛協会員など視察 「いずも」石垣から離れる
先月31日から今月2日までの日程で石垣島の周辺海域で停泊している海上自衛隊最大の艦船「いずも」に1日、八重山防衛協会の関係者や一部の市議が乗艦し視察した。10人以上が乗艦し、艦長の石寺隆彦1佐ら幹部と面会した。同艦は2… -
警察名乗り「あなたを逮捕」〝詐欺電話〟記者が応対
「Aさんですか」 その電話は6月のある日、八重山日報記者である私の携帯にかかってきた。携帯の画面には「010」で始まる番号が表示されていた。間違い電話ではなさそうなので、私は「はい、そうです」と答えた。 「警視… -
台湾定期船、来月に新法人 大濱商工会長が代表就任へ 来年8月以降に就航
石垣市は27日、来年の夏以降に開設を予定する台湾基隆と同市を結ぶ定期船フェリー航路について、使用船舶を保有する新法人を来月に設立すると発表した。市商工会の大濱達也会長が代表を務める。 (さらに…)… -
海自補給艦が石垣港に 25日まで、乗員休養へ
海上自衛隊の補給艦「はまな」が22日午前、石垣港に入港、検疫錨地に停泊した。期間は25日までで、搭載されている小型艇を使い乗員が石垣島に複数回上陸する予定。乗員の休養、補給が目的。市港湾課には連絡があった。 「はま… -
「21世紀の万国津梁」目指す 県が地域外交方針を説明
県平和・地域外交推進課は19日、玉城デニー知事が推進する「地域外交」の基本方針説明会を八重山合同庁舎で開いた。「21世紀の万国津梁」を目指し、県が独自のネットワークを生かしてアジア・太平洋地域の平和構築と発展に貢献する… -
アンガマで家内繁盛祈願 珍問答で笑いも
旧盆(ソーロン)入りした16日、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)が、ファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。地域の青年会が取り組み、家々では地域住民や観光客な… -
住民避難に市民の声反映 意見交換終了、検討本格化 石垣市
石垣市は6日夜、国民保護に係る住民避難実施要領について、意見交換会を市役所で開催した。市はこれまで、市民会館や伊原間・川平両地区で意見交換会を開催しており、今回が4回目で最後の意見交換会となる。市は意見交換で出た声を今… -
全住民、6日間で島外退避 有事想定、市が意見交換会
台湾有事などを見据え、石垣市は1日夜、国民保護計画の「住民避難実施要領」に関する市民との意見交換会を市民会館大ホールで開いた。武力攻撃が予測された場合、市は6日間で全住民を島外に退避させると想定。空路だけでなく海路も活… -
与那国で最大瞬間50・2㍍ 八重山を暴風域に巻き込む 2千戸停電、交通マヒ 台風3号
大型で非常に強い台風3号は24日、八重山地方に最接近した。石垣島地方気象台によると、与那国町租納では午後1時51分、最大瞬間風速50・2㍍を観測した。空、海の便は全面マヒ。3市町で最大2430戸が停電するなど、住民生活… -
パーレーで盛り上がり 黒島豊年祭が宮里海岸で 豊作や安全を祈願
竹富町の黒島豊年祭(同公民館主催)が20日、宮里海岸で開催された。島内の宮里、仲本、東筋、保里の4村によるパーレー競走や奉納舞踊が行われ、無病息災と五穀豊穣を感謝した。村対抗のパーレー競走は海上にある「フキ」(浮き具)… -
有事の避難、初の意見交換へ 石垣市民対象、来月1日から
台湾有事などを見据え、石垣市は8月1日から、住民避難に関する市民との初の意見交換会を計4カ所で開く。政府は6月、先島諸島5市町村の住民や観光客約12万人を九州各県と山口県に避難させる計画を提示しており、市は避難方法など… -
「特定利用」指定方針明記 新空港、第2期海洋基本計画で 尖閣での施設建設「要請」 石垣市
石垣市は、長期的な視点で海を守り活用していくための「第2期海洋基本計画」を策定し、ホームページで公表した。海洋の安全強化に向け港湾・空港の整備を進める方針を示し、新石垣空港に関し、今後も「特定利用空港」の指定に向けた国… -
観光業界「外国人材は魅力的」 人手不足の深刻化背景に 雇用対策協
2024年度ハローワーク八重山雇用対策推進協議会(大濱達也会長)が2日、市役所で開かれた。近年の雇用情勢と課題が報告され、意見交換も行われた。八重山圏内でも人手不足は深刻な問題で、ホテル事業者は「即戦力がほしい。外国人… -
地下駐車場、検討具体化へ 8月に市民と初の意見交換 シェルター、国がガイドライン
石垣市は1日、特定臨時避難施設(シェルター)を地下駐車場として整備する際の技術ガイドラインが国から追加で示されたことを受け、具体的な整備の検討に入ると表明した。整備場所は市役所隣で建設する防災公園の地下。国民保護計画に… -
ふるさと納税、控除されず 石垣市がミス、昨年876人
石垣市は27日、2023年の1年間に同市へふるさと納税を行った人の住民税控除が未適用だったと発表した。対象者は325自治体に住む計876人。石垣市は同自治体に連絡し住民税の税額更正を依頼。277自治体が更正可能だが、残… -
「特定利用」早期指定を 賛成多数で意見書可決 港湾整備、空港強化に期待 与那国町議会
与那国町議会(崎元俊男議長)6月定例会は14日の最終本会議で野党の嵩西茂則氏が特定利用空港・港湾の早期指定を求める意見書を提出。賛成多数で可決した。宛て先は防衛相、国交相、沖縄担当相、県知事、県議会議長。新港湾の設置、… -
県の慎重姿勢「おかしい」 特定利用空港で中山市長
政府が有事を見据え、インフラ機能を強化する「特定利用空港・港湾」制度を巡り、石垣市の中山義隆市長は新石垣空港などの指定に慎重な県の姿勢について「手を挙げないのは、完全に県のやり方がおかしいと思っている」と疑問視した。1…