社会 地域防犯の連携強化確認 八重山地区防犯協会総会 八重山地区防犯協会(砂川佳之会長)は5月21日夕、八重山警察署で第76回定期総会並びに表彰式を開き、2026年度事業計画や役員改選など全議案を承認した。特殊詐欺やSNS型犯罪、新興薬物問題など治安情勢の変化を踏まえ、地域ぐるみの防犯活動強化を確認した。 砂川会長は「特殊詐欺は高齢者だけでなく若い世代も巻き込まれている」と危機感を示し、SNSを通じて勧誘された高校生による強盗事件や、未成年による「ゾ… 2026/06/04
社会 農作物被害は8千万円超 一部で通信不具合も 台風6号、被害 県は3日午前、第3回災害対策本部会議を開催し、台風6号による被害情報を共有した。2日午後4時の時点で、本島中北部では携帯事業者の通信環境で一部不具合が出ている。本部長の玉城デニー知事は「災害の危険は解消された」として、対策本部の廃止を宣言した。3日午後4時の時点で、県内の農作物被害は総額で約8300万円。 農作物の被害があった地域は主に中南部地域や久米島町。さとうきびは被害面積が約3700㌶、被害… 2026/06/04
社会 女性初団長の浦﨑氏退任 辻氏が新団長に就任 石垣市消防団長の退任辞令および新団長辞令交付式が3日午後、石垣市役所で行われ、石垣市初の女性消防団長として消防団を率いてきた浦﨑尚子団長(58)が退任し、新たに辻輝明氏(58)が団長に就任した。 浦﨑氏は1991年、石垣市消防団初の女性団員として入団。女性分団の立ち上げや火災現場での活動、行方不明者の捜索、防災教育などに尽力し、33年間(実働32年)にわたり地域防災を支えてきた。2021年からは消… 2026/06/04
社会 高卒者の地元就職後押し 求人受け付け始まる ハローワーク八重山(堀資生所長)は1日、2027年3月に高校を卒業予定の生徒を対象とした求人の受け付けを開始した。受け付けられた求人は来月1日から公開される。 高校生が早い段階で進路選択を検討できるよう、同所では事業所に対し求人の早期提出を呼びかけている。この日は、丸尾建設株式会社の村山信樹安全環境部長が訪れ、高卒求人の届出を提出した。 堀所長は「就職を考え始める時期が遅くなると選択肢も限られてし… 2026/06/04
社会 主権未定論「危険な兆候」 国と県の対立、中国が利用か 琉球歴史戦 第2部⑦ 「中国が『沖縄の主権は日本にない』という『琉球主権未定論』を公式の場で初めて言い始めた。危険な兆候だ」 孫副大使のスピーチが報道されたことを受け、一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラム理事長の仲村覚は2025年10月、沖縄八重山日報の取材に対し、危機感をあらわにした。 2008年から繰り返されている「沖縄の人々は先住民族」とする国連勧告に対し、沖縄で一貫してその危険性に警鐘を鳴らしてきたのが仲村だ… 2026/06/04
社会 更生保護活動の充実誓う 八重山更生保護女性会総会 八重山更生保護女性会(前里和江会長)の2026年度定期総会が5月27日、石垣市健康福祉センターで開かれた。任期満了に伴う役員改選など各議案を承認し、更生保護活動の充実へ決意を新たにした。 前里会長はあいさつで、「社会情勢が大きく変容し、更生保護の課題も複雑多様化している。保護司会や協力雇用主会、関係団体との連携をさらに強化し、『誰一人取り残さない』という強い思いで、地道な活動を続けていきたい」と述… 2026/06/04
社会 遺族発信、議論を後押し 平和教育、知事に「公開質問」も 辺野古沖転覆事故 米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沖で抗議船が転覆した事故で、死亡した同志社国際高校2年、武石知華さん(17)の遺族による発信が平和教育の在り方に関する議論を後押ししている。5月31日には投稿サイト「note(ノート)」を通じ、玉城デニー知事に、辺野古移設に関する平和教育について「公開質問」を行い、知事の反応に注目が集まった。 ▽「見ていないが聞いている」 「見てはいないが、そういう質問がある… 2026/06/04
社会 石垣市名誉市民、演劇で 鎌倉芳太郎の功績たたえる 那覇市制105周年式典 那覇市は5月20日、同市制施行105周年記念式典を市内で開催した。今秋完成予定の首里城正殿に関連し、第1部ではその保存に尽力した鎌倉芳太郎の功績をたたえ、記念舞台「ウナイ神のくれたものー鎌倉芳太郎物語―」を上演。同氏は石垣市名誉市民でもあり、戦前に琉球が残した美術・芸術の保存継承に尽力した。 鎌倉は1898年に香川県で生まれ、沖縄文化の保存復興に尽力した。東京美術学校(現・東京藝術大学)に進学後、… 2026/06/04
社会 伊江島で感電 1人意識不明 台風6号の停電復旧対応で 県災害対策本部会議 県は2日午前、第2回災害対策本部会議を開催し、県の各部局や県警当局が台風6号の被害情報を共有した。2日までに各警報は全て解除された。同日午前7時の段階で県内では16人が負傷(軽傷)。最大で200人(156世帯)が避難した。伊江島では、停電の復旧対応をしていた作業員(電気工)2人が感電し、このうち1人は意識不明の重体。 最大で35市町村が計101ケ所の避難所を開設。避難指示は2件(嘉手納町、国頭村)… 2026/06/03
社会 「竹富島行けず残念」 離島航路欠航で観光客足止め 台風6号の接近に伴い、1日、石垣港と竹富町の各離島を結ぶ定期船は全便欠航となった。石垣島地方には前日の5月31日夜から波浪警報が発表されており、八重山観光フェリー、安栄観光の両社が運航を取りやめた。 離島観光を予定していた観光客にも影響が広がった。群馬県から観光で訪れていた60代男性は「竹富島でゆっくり海を見たかったが仕方ない」と肩を落とした。 3泊4日の日程で来島したといい、「3日に帰る予定なの… 2026/06/03
社会 「平和の礎」95人を追加刻銘 総数24万2659人 23日の「慰霊の日」を前に県は2日、沖縄戦などの戦没者名を刻んだ「平和の礎」に新たに95人を刻銘すると発表した。二重刻銘があった3人を削除し、刻銘者数は計24万2659人になる。 95人の内訳は県内32人、県外都道府県62人、米国1人。県内は石垣市から新たに刻銘される9人を含む。 平和の礎は糸満市摩文仁の平和祈念公園に設置されている。刻銘者のうち、県出身者は1931年の満州事変に始まる15年戦争の… 2026/06/03
社会 来年60周年へ決意新た JTA堀尾社長が来社 日本トランスオーシャン航空(JTA)の堀尾裕子代表取締役社長が2日、就任あいさつのため八重山日報社を訪問した。堀尾氏は、JTAが来年創立60周年を迎えることについて触れ、「沖縄で育ててもらった会社として、そのスピリットを忘れず、これから100年と、沖縄で生き続ける企業でありたい」と語った。 今年2月に国際線定期便として就航した石垣―台北線について「利用者の約8割が台湾の方。沖縄の人にももっと台湾へ… 2026/06/03
社会 八重高2年ぶり優勝 県高校総体女子サッカー 第34回県高校総合体育大会サッカー競技(女子)の決勝戦が5月30日、県総合運動公園で行われ、八重山高校とKBC高等学院の合同チームが名護高校を4―0で下し、優勝を果たした。八重高の県制覇は2年ぶり。 同チームは6月に福岡県で開催される全九州高校体育大会に出場する。 2026/06/03
社会 いしゃなぎらが優勝 郡民ゴルフ 第19回八重山郡民体育大会ゴルフ競技(主催・八重山ゴルフ協会)が5月30日、小浜島カントリークラブで行われた。18ホールストロークプレーによる団体戦には10チーム77人が参加し、いしゃなぎら(石垣)が合計408で優勝を果たした。 準優勝は新川の420、3位は双葉の437だった。また、個人のベストグロス賞は73で回った石垣聡(双葉)が獲得した。 優勝した「いしゃなぎら」のメンバーは次の皆さん。 ▽上… 2026/06/03
社会 新会長に宮良初恵氏 八重山女性の翼 八重山女性の翼は5月24日、石垣市結い心センターで2026年度定期総会を開き、役員改選で会長に宮良初恵氏が選出された。 役員は次の皆さん(敬称略)。 ▽会長=宮良初恵▽副会長=大松信子、上盛厚子▽事務局=大野幸恵(書記)、謝花愛里(会計)▽会計監査=松島かず代、浦内由美子▽相談役=慶田城照子、山城ヒロ子 2026/06/03
社会 戦後の八重山の記憶たどる 平和祈念館で「八重山の戦争展」 戦後80年を超えた今、八重山で起きた戦争の実相を振り返る企画展「八重山の戦争展」が2日、八重山平和祈念館で始まった。7月2日まで。入場無料。 同展は2026年度6月企画展として開催。23年に制作した展示をベースに、新たに収集した証言などを加え、戦前、戦時下の八重山を時系列でたどりながら紹介している。 展示室では空襲や戦争マラリアのほか、尖閣列島戦時遭難事件や石垣島事件などを取り上げ、八重山各地で起… 2026/06/03
社会 縄ないで世代間交流 大川字会が運動会 大川字会(石垣精一郎会長)の親睦運動会&新1年生激励会が5月24日、海星小学校グラウンドで開かれ、快晴の下、約350人が競技などを楽しんだ。 縄ないリレーでは、トップバッターのお年寄りが慣れた手つきで器用に縄を作り上げていった。バトンタッチした若い世代がぎこちなく縄をなうと、作業を終えたお年寄りが隣でアドバイスするなど、競技を通じた世代間交流も見られた。 幼児のかけっこ、小学生の縄とび、各町内会対… 2026/06/01
社会 平和学習、沖縄県知事選争点に 「不当介入」「理解できる」 米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沖で抗議船が転覆した事故を巡り、文部科学省が同志社国際高校の平和学習を教育基本法違反と判断した問題は、9月に行われる知事選の争点に浮上しつつある。現職、玉城デニー氏は「教育現場に対する不当な介入」と国の対応を非難。新人で元那覇市副市長の古謝玄太予定候補者は「理解できる」としており、両氏の見解が真っ二つに割れているためだ。 玉城氏は5月24日に沖縄市で開催した支… 2026/06/01
社会 海風が八重山の香りに変わる 東シナ海につながる海路 台湾航路ルポ<下> 朝日で目が覚めた時、船はすでに与那国島北方を通過していた。 急いで朝食を済ませ、デッキへ向かう。 霧がかかる海の向こうに島影が見えた。手前は鳩間島、その奥には西表島が横たわる。 船の左前方では朝日が海面を照らしていた。船体の煙突に描かれた青いラインのロゴも朝日に浮かび上がる。南十字星と「Yaima Line」の頭文字「Y」をモチーフにしたデザインだという。 いつの間にか海風も八重山の香りに変わって… 2026/06/01
社会 「夢だった」声弾ませる女性 石垣まで8時間の船旅 台湾航路ルポ<上> 夜風が心地よかった。 台湾北部の港町・基隆。昼間の猛暑を吹き飛ばすような海風が、海洋広場前の岸壁に吹き抜ける。日中は車がひっきりなしに行き交っていた道路も、この時間になると落ち着きを見せ、港町らしい静かな夜が広がっていた。 5月28日午後11時10分(台湾時間)ごろ。石垣港へ向かう国際定期フェリーが、汽笛を鳴らして岸壁を離れた。 デッキに出ると、基隆港の夜景が目の前に広がる。光に照らされたコンテナ… 2026/05/31