科学 VERA継続へ意欲 石垣で署名活動を計画 八重高生有志 国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)=岩手県奥州市=を拠点とするVERAプロジェクトの継続を叶えようと、八重山高校の生徒が署名活動へ向け動き出している。 2020/07/19
科学 困難越えたどり着いた祖先 3万年前の航海報告会 石垣ロータリークラブ 3万年前の航海徹底再現プロジェクト報告会「海を渡ってきた最初の八重山人~丸木舟の実験航海からわかったこと~」(主催・石垣ロータリークラブ)が11月30日午後、市内ホテルで開かれた。プロジェクトの代表を務めた国立科学博物館の海部陽介人類史研究グループ長は「僕たちは島の位置や海流の知識もある。3万年前の人はそうではない。ではどうやって行ったのか。謎が残る」と振り返り、「これが宮古―沖縄間になると、も… 2019/12/01
科学 渡ってきた最初の八重山人 30日に「3万年前の航海」報告会 石垣ロータリークラブ 今年7月、旧石器時代に大陸から日本列島に渡ってきた祖先の大航海の一部を再現することに成功した「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」の報告会「海を渡ってきた最初の八重山人~丸木舟の実験航海からわかったこと~」(主催・石垣ロータリークラブ)が30日午後2時から、アートホテル石垣島で開かれる。入場無料。 報告会ではプロジェクトの代表を務めた国立科学博物館の海部陽介人類研究部・人類史研究グループ長と… 2019/11/26
科学 「八重山の魅力守ろう」 自然史博物館 誘致へ小中高生がアピール 八重山への国立自然史博物館の誘致に向けた推進委員会(会長・中山義隆市長)主催の第5回「八重山に国立自然史博物館をつくろう!」小中高校生研究発表会・講演会が27日午後、石垣市健康福祉センター検診ホールで開催された。50人以上が来場し、八重山の魅力を守ろうと訴え、誘致への機運を高めた。 発表会では口頭発表とポスター発表があった。このうち、キバウミニナ研究を5年ほど続けている田渕鈴夏さん(八重高2年… 2019/10/28
科学 LPガス利用発電機販売開始 沖縄市のリョウエンタープライズ 株式会社リョウエンタープライズ(本社・沖縄市、代表取締役・吉山亮太)はこのほど、LPガスを利用した非常用発電機の販売権を取得した。同発電機は自動運転機能を備え、連続72時間の発電が可能で、メンテナンスが簡単で低コストである点が特長。近年、災害による停電が珍しくなくなっている、沖縄など全国各地で営業活動を開始している。 これまで普及している非常用発電機は、ディーゼル型が主流だが、手動切り替えのた… 2019/10/05
科学 漂着ごみ調査に挑戦 本島と八重山の中学生 科学技術を担う人材の育成を目的とする県の事業で、八重山と沖縄本島の中学生16人が、20日から22日まで石垣島内で海岸に漂着した海洋ごみの回収や調査に取り組んでいる。「海辺の漂着物を考えよう!」をテーマに21日は大濱信泉記念館でプラスチックの特性を学び、前日に回収したごみの分別を行った。 中学生は石垣島から12人、沖縄本島から4人が参加。初日の20日に、白保と赤崎の海岸に行き、漂着ごみを回収。2… 2019/08/23
科学 「石垣は国内でピカイチ」 記念講演で本間希樹教授 ブラックホール撮影の舞台裏も 南の島の星まつり 石垣島の星の祭典「南の島の星まつり2019」(主催・同実行委員会)で4日午後、世界初のブラックホール撮影に成功した国際プロジェクトで日本チーム代表を務めた本間希樹(まれき)国立天文台教授が市立図書館で記念講演した。本間教授は「(成果は)石垣の方々、地元のサポートがあったおかげ。石垣は星をブランドとして観光に生かしていて、星やその研究などへの理解度は日本でもピカイチだと思う」と感謝した。 2019/08/07
科学 新天体の発見に期待 美ら星研究探検隊が始動 国立天文台の研究を知ってもらおうと国立天文台水沢VLBI観測所は日本学術振興会と共催で「美ら星研究探検隊」を企画し7月31日、石垣青少年の家で開校式を開いた。八重山高校の8人、沖縄本島の球陽高校から8人、東京、熊本、広島から1人ずつの計19人が参加した。国立天文台の広田朋也さんは「研究は体験でも教科書をなぞるわけでもなく、実際に研究者と同じ過程を通して新天体の発見や天文学への貢献を目指してほしい… 2019/08/01
科学 生き物の擬態学ぶ 小中学生対象に科学講座 OIST 「発見!科学の世界」と題した沖縄科学技術大学院大学(OIST)主催の講座、「OISTサイエンストリップin石垣」が23日、八重山合同庁舎で開かれた。参加した子どもたちは、作業を通して生き物の擬態の仕組みを学んだ。 参加対象は小中学生。この日、約30人が参加した。 OIST技術員の西林孝鉱氏は「イカ・タコのふしぎ」と題して講話。生き物が自然を背景に擬態する、カモフラージュ能力について説明。敵か… 2019/03/24
科学 沖縄発のIT技術革新 ISCO、県の肝いりで本格始動 ITを活用して県内の産業振興を目指す「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」が、県の肝いりで7月に本格始動した。ISCOの活動は、全国的に見てもほとんど例がない「テクノロジーで産業振興をする」という先進的な取り組みとなる。県内の全産業の経済成長を図る一方で、そこで創出された新ビジネス・新サービスを、沖縄県を発信源として日本全国、そして世界へ広げていくことを狙っている。ではその実現に向け… 2018/08/24
科学 「貴重な体験生かして」 高校生が新天体〝探索〟 「美ら星研究体験隊」(主催・国立天文台、・県立石垣青少年の家、NPO八重山星の会)が県外、本島、石垣市内の高校生11人の参加で13日から15日まで開催した「美ら星体験隊」の成果発表会が15日午後、石垣青少年の家研修室で開かれた。新たな小惑星の発見はなかったが、今後の追加観測で新天体が発見される可能性はあるという。 高校生たちはVERA石垣島観測局の電波望遠鏡や石垣島天文台の「むりかぶし望遠鏡」… 2018/08/17
科学 那覇―北九州が期間限定運航 ロボット工場など立地 スターフライヤー 北九州空港を本拠地とするスターフライヤー(松石禎己代表取締役)は、7月13日から10月27日までの期間限定で、那覇―北九州路線の運航を再開した。同社・営業本部の湯浅淳一郎副本部長は「那覇―北九州は期待の路線。これから大切に育てていき、通年運航できるようにしたい」と語る。 格安航空会社(LCC)にカテゴライズされることもある同社だが、一度搭乗すると、LCCとは一線を画する機内設備を実感できる。機… 2018/08/17
科学 IT原動力に産業振興 戦略センター設立「世界展開を」 【那覇】沖縄発でITイノベーションを起こし、新しいビジネスやサービスを創出する拠点となる「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」(中島洋理事長)の設立を記念するフォーラムが12日、沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハで行われ、約270人が参加した。ISCOは観光業、農業、物流業、製造業、金融など、県の強みがある産業にITを活用し、県内の産業振興を図る原動力とするための戦略を提言する。イノ… 2018/07/13
科学 実験競技に試行錯誤 科学甲子園で地区大会 第6回科学の甲子園ジュニア八重山地区代表選考大会(八重山教育事務所主催)が7日、八重山合同庁舎で開かれ、市内5中学校から10チーム60人が出場し、科学の知識を競った。今大会から実験競技が行われ、生徒が試行錯誤しながらストロータワー作りに挑戦した。 同大会は6人1チームで筆記競技(45分)と実験競技(70分)で得点を競うもの。それぞれ250点満点。対象は中学1、2年生。1位のチームは8月29日の… 2018/07/08
科学 脳内物質が辛抱強さ促進 セロトニン、マウスで実験 OIST 「報酬を獲得できる可能性が高いが、それをいつ獲得できるか分からない」という不確実な状況下で、マウスの脳内の神経伝達物質「セロトニン」を放出する神経細胞の活動を活性化すると、報酬をより長く待つことができるようになることが分かった。沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究員らが実験結果を1日発表した。 セロトニンが「未来を信じる力」「辛抱強さ」を支える効果を持つことを実証した。研究員らは、うつ病な… 2018/06/04