カテゴリー:視点

  • 【視点】字名変更、領土意識高める意義も

     石垣市議会は22日、尖閣諸島の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を賛成多数で可決した。尖閣の「登野城」を石垣島市街地の「登野城」と区別するための行政手続きだが、字名の変更を通じ、尖閣諸島が改めて沖縄県石垣…
  • 【視点】慰霊の日 平和の灯後世に

     真夏へと向かう沖縄は、今年も「慰霊の日」を迎えた。爆弾の雨が沖縄各地に降り注いだ灼熱地獄の記憶は今も生々しく語り伝えられているが、戦争体験者は高齢化が進む。今を生きる世代は、沖縄戦の教訓を風化させず、平和の灯(ともしび…
  • 【視点】情報収集で支援策活用を

     新型コロナウイルスの影響で減収になった事業者には持続化給付金をはじめ、国のさまざまな支援策があるが、周知が不十分だったり、インターネットを通じた申請方法が複雑で、分かりにくいという指摘がある。  持続化給付金に関して…
  • 【視点】県議選〝与党勝利〟と言い切れず

     県議選は玉城デニー知事を支える与党勢力が過半数を維持したものの議席を減らし、自民党などの野党勢力が議席を伸ばした。玉城知事も「厳しい結果」との受け止めを示すなど、単純に〝与党勝利〟とは言い切れない結果になった。玉城知事…
  • 【視点】「反辺野古」勝利でも課題山積の玉城県政

     県議選が7日投開票され、米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する勢力が過半数を維持した。移設反対派は今後も沖縄政界を牽引(けんいん)することになる。  翁長雄志前知事の急逝に伴い、2018年9月の知事選に急きょ出馬して…
  • 【視点】少子化、戦争に匹敵する惨禍

     少子化や人口減少の進行は、戦後日本が直面する最大の国難かも知れない。日本の将来を支える有為の若者たちが大量に失われるという意味では戦争の惨禍と何ら変わらないが、こちらは静かに、しかも着実に日本の屋台骨をむしばんでいく。…
  • 【視点】観光再開 感染防止へ手探り

     新型コロナウイルスの影響で、県が自粛していた観光客の受け入れが1日から段階的に再開された。新規感染者が発生している東京や福岡など6都道県との往来自粛要請は継続しているが、18日には解除される見通しだ。感染拡大を防ぎなが…
  • 【視点】世界の潮流ではない民主主義

     東西冷戦が西側民主主義諸国の勝利に終わって以来、民主主義は世界の潮流だと思われてきたが、本当にそうだろうか。世界ではむしろ、自由や人権の抑圧に向けた動きが強まりつつあるように見える。  中国の全国人民代表大会(全人代…
  • 【視点】トランプ氏と巨大IT企業の戦い

     米短文投稿サイトのツイッター社がトランプ米大統領の投稿に対し、事実を確認するよう注意を喚起する「ファクトチェック」のラベルを付けた。これにトランプ氏は「言論の自由の弾圧」「巨大IT企業の検閲」などと猛反発し、大統領令な…
  • 【視点】新型コロナ 岐路に立つスポーツ

     新型コロナウイルスの影響は、夏の風物詩となっている国民的行事にも及んだ。日本高野連は、今年の第102回全国高校野球権大会と地方大会の中止を決めた。夏の甲子園大会が中止されるのは戦後初の事態だ。  夏の甲子園は毎年のよ…
  • 【視点】安定した台湾、沖縄にも不可欠

     台湾の蔡英文総統が政権2期目をスタートさせた。民主主義や自由経済を標ぼうする台湾は、日本周辺では数少ない貴重なパートナーであり、八重山にとっても一衣帯水の間柄だ。台湾を自国の一部であると主張する中国は「一国二制度」によ…
  • 【視点】「勝利宣言」はまだ早い

     新型コロナウイルスの新規感染者数が目に見えて減少してきた。政府は新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を39県で解除し、残る8都道府県の解除に関しても21日に判断する。  3月から4月にかけての感染者急増を「第…
  • 【視点】復帰48年、コロナ後へ新戦略を

     沖縄のリーディング産業である観光業がはらむ脆弱性を、いやおうなしに思い知らされる年になってしまったようだ。48回目となる沖縄の復帰記念日は「令和」の始まりを祝った昨年とは打って変わり、重苦しい雰囲気の中で迎えることにな…
  • 【視点】中国の野心、沖縄の未来に影

     石垣市の尖閣諸島周辺海域で、領海侵入した中国公船「海警」が与那国町漁協所属の漁船に接近、追尾する事態が発生した。海上保安庁の巡視船が警護に当たり、漁船の安全を確保したが、日本の主権が公然と侵害され、日本人の生命や安全が…
  • 【視点】〝出口〟の先にも変容した社会

     全国的に新型コロナウイルスの感染拡大は続いているが、地方によっては感染者増加のペースが衰えているところもあり、営業や外出の自粛解除に向けた「出口戦略」の議論が活発化し始めた。沖縄では5月に入って新たな感染者が確認されて…
  • 【視点】「コロナ後」の世界と沖縄

     新型コロナウイルスの世界的な拡大が続く中、米国は、発生国である中国が初期の封じ込めに失敗し、情報の隠蔽でウイルスを拡散させる結果を招いたとして批判を強めている。  しかし世界的には「中国包囲網」構築の動きは広がってい…
  • 【視点】感染4人目、気の緩みは許されない

     石垣市で新型コロナウイルスの感染者が最後に確認されて10日以上が経過し、新たな感染者が確認されないまま、特設された相談外来は終了。県は25日ぶりに「県内の感染者ゼロ」を発表―。疫病との戦いで久しぶりに明るい兆しが見え始…
  • 【視点】緊急宣言下、弱者に救いの手を

     新型コロナウイルスの感染拡大による外出制限で、女性がDV(配偶者間などの暴力)被害にさらされるケースが増加している。緊急事態宣言下の日本で、隅に追いやられがちな弱い立場の人たちにどう手を差し伸べるかが大きな課題に浮上し…
  • 【視点】きょうからGW「ステイホーム」を

     全国的に新型コロナウイルスの勢いが衰えない。国の専門家会議は22日、都市部と地方間の人の移動を通じ、感染拡大が続く地域以外でも流行が発生する事例が後を絶たないと指摘した。  25日からゴールデンウィーク(GW)が始ま…
  • 【視点】新たな法廷闘争に強まる懸念

     防衛省は、米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古沿岸部の軟弱地盤改良工事のため、県に設計変更を申請した。玉城デニー知事は「県民に十分な説明もないまま、埋め立て工事の手続きを一方的に進めることは到底納得できない」と述…

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