カテゴリー:視点

  • 【視点】日韓悪化の余波 沖縄観光にも

     日韓関係悪化の余波が沖縄にも及んでいる。県が発表した8月の入域観光客数は102万1200人と対前年同月比で1万6700人(1・6%)減少したが、中でも韓国客は、同44%減の2万3500人と減少幅が大きかった。県は韓国人…
  • 【視点】八重農が見事な準V 次は九州

     昨夏の甲子園に出場した横綱を相手に死闘を演じた。結果は準優勝だったが、今大会の主役は間違いなく八重山農林高校だった。やはり力は本物だ。19日から佐賀県で始まる九州大会が楽しみだ。  第69回県高校野球秋季大会は5日、…
  • 【視点】知事就任1年、前県政の路線限界

     普天間飛行場の辺野古移設阻止を「県政の柱」に掲げた翁長雄志前知事の登場以来、八重山にとって何より大切な離島振興の問題は、県政の場で埋没してしまっている感が強い。米軍基地問題が県政の最重要課題であることは当然かもしれない…
  • 【視点】中国建国70年、時代錯誤の大国意識

     時代錯誤の大国意識しか感じ取れない。中国の建国70年を記念する軍事パレードや祝賀行事が1日、北京の天安門広場で開かれ、米本土に届く新型大陸弾道弾ミサイル(ICBM)「東風41」などの最新兵器が初公開された。21世紀中に…
  • 【視点】通信障害11時間 危機管理に教訓

     台風18号の影響で9月30日夜、石垣市、竹富町で電話やインターネットが一斉に使用不能になる通信障害が発生した。  離島は沖縄本島や本土のように、陸続きで他の自治体へ移動できないため、いったん情報が遮断されれば、深刻な…
  • 【視点】防衛相と初会談 知事の戦略見えず

     就任後、初めて沖縄を訪れた河野太郎防衛相が9月29日、県庁で玉城デニー知事と会談したが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設問題を巡り、双方が主張を述べ合うだけの場に終わった。普天間の全面返還と日米同盟の抑止力維持…
  • 【視点】離島に勇気与える八重農の活躍

     第36回県高校野球秋季大会で八重山農林高校が初めて決勝に進出し、10月19日から24日まで佐賀県で開かれる九州大会の出場権を手にした。来春の選抜甲子園出場の可能性が俄然、現実味を帯びてきたことになる。離島のハンディを乗…
  • 【視点】辺野古促進、宜野湾の決議重い

     米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市議会が同飛行場の辺野古移設促進を求める意見書を賛成多数で可決した。「9万9千人余の尊い生命や財産を守るため」と苦渋の決断に至った地元市議会の意思は重い。移設反対に固執する玉城デニー知事は…
  • 【視点】命守る仕事成し遂げた

     離島医療は都会に比べ、慢性的な医師不足や、貧弱な医療環境などの宿命を抱える。そんな現状を打破するために住民の声を結集してつくられた「八重山の医療を守る郡民の会」が、25日の総会を最後に活動を休止することになった。約8年…
  • 【視点】男性の育休 まだ厳しい現実

     「検討していますと言っただけで、賛否両論を含めて騒ぎになるということが、日本って堅いね。古いね」  小泉進次郎環境相が育休取得を検討していることが波紋を呼んでいる。小泉氏は11日、官邸で冒頭の発言をした。男性が胸を張…
  • 【視点】相次ぐ台風 求められる防災意識

     今月2個目の台風が八重山に接近している。台風17号の進路は沖縄本島や宮古島寄りになっているが、八重山も19日から強風にさらされ、20日には交通機関の欠航が相次いでいる。台風は21日に八重山に最も近づく見込みだ。  「…
  • 【視点】「超高齢化」をチャンスに

     高齢者が経済的、精神的に豊かに暮らせる社会の構築は、ますます切実な問題になるばかりだ。  県によると、総人口に占める65歳以上の割合を指す高齢化率は2018年10月1日現在、21・1%。地区別では八重山20・7%、宮…
  • 【視点】岐路に立つ自治基本条例

     10年前に県内で初めて制定された石垣市の自治基本条例が岐路に立たされている。条例の目玉である住民投票制度の運用を巡り「条例の不備」がクローズアップされる中、市議会の与党を中心に条例を抜本的に見直す動きが本格化しているか…
  • 【視点】領土意識強化へ沖縄の課題大

     政府の「領土・主権をめぐる内外発信に関する有識者懇談会」は7月29日、尖閣諸島、竹島、北方領土の領有権に関する発信を強化するための提言をまとめた。沖縄は尖閣諸島を行政区域に抱えているが、県民の領土意識が特に高いとは感じ…
  • 【視点】知事と防衛相、隔たり浮き彫り

     米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡って政府と県の関係は袋小路に迷い込み、出口が見えないという意味では現在の日韓関係をほうふつとさせる。岩屋毅防衛相が5日来県し、県庁で玉城デニー知事と会談したが、双方の意見の隔たりだけが浮…
  • 【視点】激動期に入った世界と日本

     世界は第二次大戦以来の激動期に入ったのではないか。次から次へと、既存の国際秩序を揺るがすような動きが勃発している。その影響は回り回って各地に波及し、離島の離島である沖縄や八重山といえど、無関係でいるわけにはいかない。 …
  • 【視点】韓国の不毛な対日姿勢

     「一度反省を口にしたから終わったとか、一度合意したから全て過ぎ去ったと終わらせることができる問題ではない」  韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が8月29日の閣議で、日本を改めて批判した。日本の輸出管理強化や徴用工…
  • 【視点】キャッシュレス対応 情報収集積極的に

     現金を持たなくてもクレジットカードや電子マネーなどで買い物ができる「キャッシュレス」決済を普及させる動きが離島の離島である八重山でも本格化している。八重山は中小零細企業が多いが、将来への投資としてキャッシュレス化を積極…
  • 【視点】米中「貿易戦争」激化と日本

     米中の「貿易戦争」が激化している。トランプ米大統領は23日、ツイッターで中国からの輸入品に対する関税の上乗せを発表し「中国は年間数千億ドルの知的財産を盗み続けてきた。私はそんなことは許さない。われわれは率直に言って中国…
  • 【視点】昭和天皇の苦悩うかがえる新資料

     戦中戦後の激動期、常に渦中の人だった昭和天皇の苦悩がうかがえる貴重な内容だ。初代宮内庁長官を務めた故田島道治が昭和天皇との詳細なやりとりを記録した「拝謁記」と題した資料が19日、公開された。手帳やノート計18冊で、NH…

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