カテゴリー:コラム
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岸田文雄首相は施政方針演説で「『経済の再生』が岸田政権の最大の使命」と改めて強調した。現在、日本が直面している最大の課題が経済の停滞であることは疑う余地がない。力強い経済の復活に向け、政権だけでなく民間も含めて全力を挙…
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台湾総統選で当選した頼清徳氏に祝意を示した玉城デニー知事に対し、中国が「強い不満と断固とした反対」を表明した。「中国が珍しく沖縄に対して怒っている」と思ったが、コメントが掲載されたのは福岡総領事館の中国語版ホームページ…
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少子化に歯止めが掛からない。2023年1~11月の出生数は前年同期比5・3%の約69万人で、12月も同じペースだった場合、通年では70万人半ばとなり、過去最少となる可能性が高まった。
少子化がこのまま進行すれば、最…
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中国船が尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返している現状に懸念を示す玉城デニー知事のコメントを聞いて、一瞬違和感を覚えた。別に間違いではない。「宮古、八重山地域の住民はもとより、広く県民に不安を与える」と述べたのだ◆尖閣諸島…
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台湾総統選では与党、民進党の頼清徳副総統が初当選し、中国と距離を置く民進党の候補が初めて3期連続で政権を担うことになった。
地理的に近い八重山ではもともと、台湾に対する関心が高い。最近は台湾有事への懸念が急速に高ま…
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八重山から能登は遠く、なじみは薄いかもしれない。それでも孤立状態のなかで寒さに震えている被災者を思うと、支援の輪を少しでも広げたいので、被災地がイメージできるよう若干書いておきたい▼能登半島は北陸地方の中央部から日本海…
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米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事で、沖縄防衛局は軟弱地盤がある大浦湾側の埋め立てに着手した。普天間飛行場の早期撤去は宜野湾市民のみならず県民全体の総意でもある。移設完了は早くても2030年代半ば以降とされるが、政…
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2024年は「静かな凪(なぎ)の年に」と願ったのは、日本で台湾に最も近い与那国町の糸数健一町長だが、現実には波乱含みの年明けになったと言えそうだ。
中国の習近平国家主席は昨年末、新年に向けたあいさつで、台湾統一につ…
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いったい、いつまで沖縄県民を泥仕合に巻き込み続けるのか。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る代執行訴訟で県が敗訴したことを受け、玉城デニー知事は最高裁に上告したと明らかにした。既に確定した最高裁判決に従わない姿勢を…
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台湾有事を念頭に、自衛隊、海上保安庁が円滑に利用できるよう政府主導で整備を進める「特定重要拠点空港・港湾」に、県内から新石垣空港、与那国空港、波照間空港を含む7空港が選ばれる見通しになった。石垣港、新たに整備される与那…
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「赤紙」のレプリカを作るとは、なかなかエッジの効いたアイデアだ。折しも、中国軍幹部が石垣市の行政区画である尖閣諸島をめぐり「戦争を望まないが恐れない」と、「戦争」に言及する緊迫した情勢だ。ただ言葉を発して平和を叫ぶより…
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米空軍のCV22オスプレイが屋久島沖で墜落した事故は、搭乗員8人の死亡が認定される大惨事となった。沖縄県議会など県内各自治体の議会は抗議決議などを可決し、米軍はオスプレイ全機種の飛行を停止した。事故の波紋は世界的な広が…
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米軍横田基地所属のCVオスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落し、搭乗員1人の死亡が確認された。残る搭乗員7人の安否が不明となっている。
まずは行方不明者の一刻も早い救出を祈りたい。その上で事故原因を早急に解明し、事故…
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昭和の時代に戻った錯覚を覚えた。訪中した公明党の代表がジャイアントパンダの貸与を要請したというニュースだ。東日本大震災被災地のニーズを汲んだというから批判しづらいが、いまどき、だれが「国民感情を和らげる効果」をパンダに…
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北朝鮮が21日、「人工衛星」と主張する事実上の弾道ミサイルを発射した。ミサイルは沖縄本島と宮古島の間を通過したと見られており、北朝鮮によるミサイルの脅威がまた沖縄に迫った。国際社会の懸念を無視してミサイル発射を強行した…
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暗殺から22日で60年となる米国第35代大統領、ジョン・F・ケネディ。歴代大統領の中でもとりわけ人気が高く、暗殺事件のなぞはいまだに多くの人たちの関心を呼ぶ。事件をテーマにしたオリバー・ストーン監督の映画「JFK」は1…
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ジャーナリストとして戦前日本の拡張政策を批判し、戦後は政治家として首相も務めた石橋湛山が没後50年の今年、再注目されている。6月には超党派の国会議員でつくる「石橋湛山研究会」が結成され、石橋の軌跡をたどる書籍も次々と発…
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久しぶりに驚いた。玉城デニー知事が台湾訪問を発表したのに対し、在日本中国大使館の報道官が「断固反対する」と反発したのだ◆知事は台湾政府関係者との面会予定を組まないなど、中国に配慮したとも取れるスケジュール調整をしていた…
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米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る設計変更承認の代執行訴訟で、玉城デニー知事が福岡高裁那覇支部で開かれた口頭弁論に出廷した。「国が沖縄県との対話による解決の努力をしていない」「異常なのは、県民が嫌だと声を上げてい…
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国民は平和な日常に慣れ切ってしまったが、一歩国外に出ればウクライナ戦争に加え、中東情勢もにわかに緊迫化し、戦争の脅威が目前に迫っている◆軍事力や外交力に乏しくても、かつての日本には経済大国としての威光があった。だが現在…
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