2026年10月26日(月)
code 201 -- / 25℃
Close
  1. 沖縄八重山日報
  2. 社会
  3. 一般
  4. 辺野古ゲート前テントでカジマヤー 「ふさわしい場所だ」 玉城前知事は祝電

辺野古ゲート前テントでカジマヤー 「ふさわしい場所だ」 玉城前知事は祝電

2026/10/22 06:30

キャンプシュワブゲート前のテントで反対活動に参加してきた島袋さんの長寿祝いが開かれた=21日午前、名護市辺野古のキャンプシュワブゲート前

辺野古基地建設に反対する座り込みが続く名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に設置されたテントで21日、沖縄戦体験者で反対運動に長年携わってきた女性活動家の数え97歳の長寿祝い「カジマヤー」が開かれた。テントを巡っては、古謝玄太知事が地元区長らと意見交換した17日、「法に触れていると思います」と述べたばかり。オール沖縄共同代表は「いちばんふさわしい場所だ」との認識を示し、知事への対抗姿勢をのぞかせた。

女性は1997年ごろから辺野古基地建設に反対する活動に参加。辺野古の住民として初期から運動を続け、反対運動の象徴的な存在となってきた。

この日は、辺野古基地建設阻止など理念実現を掲げて結成された「オール沖縄会議」の共同代表や赤嶺政賢元衆院議員らが参加。約200人が集まり、玉城デニー前知事も祝電を寄せた。

女性は「私のために大きなお祝いをありがとうございます」とあいさつ。沖縄戦について「80年前のひどい戦争をさせたのは、ヤマトンチュ(本土の人)である。沖縄を戦争に巻き込んだことは絶対に許されるものではない」と訴えた。

続けて、「戦争をやってはいけないと、みんなで拳をあげてください。そうしないと、うちなんちゅがまた犬死にしてしまう」と呼び掛けた。

オール沖縄会議共同代表の稲嶺進氏は「(女性の)頑張りは、私たちにとって希望であり、私たちが生きていくために必要な頑張り」と感謝。ゲート前での長寿祝いについて「一番ふさわしい場所だと思う」と述べた。赤嶺氏も「(女性は)辺野古の闘いに欠かせない宝物」と語り、共に活動を続けようと呼び掛けた。

現在のゲート前のテントは2014年に設置された。当初はゲート側の歩道に設けたものの、撤去と再設置を繰り返し、国道を挟んだ向かい側の歩道に設置された経緯がある。

現場で活動する参加者の一人は、テントについて「抗議活動に参加する人たちが休憩する日陰として必要。全国から集まる人たちの居場所として大事な場所」と述べた。

名護市議会には撤去を求める陳情が繰り返し寄せられているが、「辺野古の住民は目をつぶってくれているが、気に入らないという人たちもいる。国が理不尽をずっと押し付けておいて、一つの違反で言われるのはどうなのか」と述べた。

この日は、辺野古基地建設に伴う埋め立て工事の土砂搬入口で、通常通り座り込みが行われた。午前9時から始まった抗議には約30人が参加し、「違法工事だ。協力するな」と声を上げていた。