西表島の観光客管理を 竹富町と船会社らが協定

協定書締結の記念撮影をする(右から)東岡所長、西大舛町長、松田統括監、大松社長、森田社長、丸尾社長=27日、石垣島離島ターミナル

 国、県、竹富町と八重山観光フェリー、安栄観光、石垣ドリーム観光の船会社3社の計6者が27日、「世界自然遺産登録に向けた西表島の観光管理官民連携協定書」を結んだ。世界遺産登録を機に観光客が急に増えて自然に影響を与えないよう客数を管理する。

 協定は①島に入る観光客数の基準値を年33万人、1日1230人と定め、これ以上の入島を抑える②入島時期の分散、平準化を図る③島民の生活航路の確保に取り組む④観光客のマナー向上を促す⑤観光客数情報を共有する―など。
 締結には環境省沖縄奄美自然環境事務所の東岡礼治所長、県の松田了環境企画統括監、竹富町の西大舛高旬町町、八重山観光フェリーの大松宏昭社長、安栄観光の森田安高社長、石垣ドリーム観光の丸尾剛社長が臨み、協定署に署名した。
 締結後、石垣島離島ターミナルで記者会見し、大松社長が「持続可能な観光を目指し、自然への負荷と住民生活への影響を抑えたい」と語った。西大舛町長は「6者で連携し、自然保全と観光振興を導けるよう取り組む」と述べた。
 西表島は沖縄島北部、鹿児島県の奄美大島、徳之島と共にことしの世界遺産登録を目指し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請している。審査の過程でユネスコ側から観光客の適正管理の要請があり、ことし1月、「持続可能な西表島のための来訪者管理計画」をまとめ、協定につなげた。
 登録審査は6月に中国で開かれる世界遺産委員会で行われる予定だが、新型コロナウイルスの感染拡大で開催が不透明な状況になっている。

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