カテゴリー:環境
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大規模災害想定で訓練 代替施設へ機能移転 八重山署
八重山警察署(仲里鍛署長)は12日午前、地震、津波などの大規模災害を想定した代替施設機能移転訓練を実施した。署員25人が参加し、同署の代替施設として協定締結している「石垣島土地会改良区中央管理事務所」(登野城)へ資機材… -
廃タイヤ、テレビなど続々 不法投棄の4現場パトロール 保健所「犯罪行為」
2024年度不法投棄等防止県下一斉パトロールが3日午後、石垣市内4カ所で行われた。パトロールには沖縄県、八重山保健所、石垣市、第十一管区海上保安本部石垣海上保安部、八重山警察署、沖縄県産業資源循環協会の16人が参加し、… -
ヤギ食害で植生が衰退 尖閣調査、漂着ごみ対策も訴え 石垣市
石垣市は4月25~27日に行った尖閣諸島の海洋調査結果を10日公表し、魚釣島でヤギによる食害が進み、植生の衰退が深刻化している現状を報告した。中国から流れ出た多数の海洋ごみの漂着も確認。記者会見した中山義隆市長は「自然… -
漂着ごみのマイクロ化懸念 中国製ブイ「対策要求すべき」 八重山諸島
1998年から琉球諸島の海岸に流れ着く漂着ごみの調査を行っている防衛大学校の山口晴幸名誉教授(75)が、今年27年目となる調査を行った。山口氏は「ほとんどが中国から漂着していると、はっきり言えるようにしないと」と話し、… -
尖閣諸島の海洋調査に出発 魚釣島空撮、ヤギ生息状況確認 石垣市
尖閣諸島の海洋調査を行うため、石垣市がチャーターした調査船が25日、石垣港から出発した。3回目の調査となり、前回2023年1月の調査時には確認できなかった魚釣島の北側をドローンで空撮。夜間には赤外線センサーで野生化した… -
大嵩地区農地で散水 国営事業、西部初の供用開始
2021年から着工していた国営かんがい排水事業「石垣島地区」で19日、大嵩地区(川平)の新規受益農地に農業用水の供用が開始された。2014年から実施する国営事業(2期)で、石垣市西部地区での供用開始は初めて。 石垣… -
漁港の不法投棄抑止 防犯カメラ31台設置
石垣市の漁港で窃盗や産業廃棄物の不法投棄が問題となっていることを受け、八重山漁協は市の支援を受け、10日までに各漁港へ防犯カメラを設置した。設置数は石垣漁港13台、登野城漁港14台、伊野田漁港2台、伊原間漁港2台の計3… -
希少野生種イシガキニイニイ7年間確認できず
環境省石垣自然保護官事務所は12日、国内希少野生動植物種のイシガキニイニイの生息が確認されない状況が7年間続いている、と発表した。絶滅が危惧される状況という。 環境省は6月5日から約1カ月間、米原生息地保護区に録音… -
訪問税「2千円が妥当」 審議委で結論、船賃に上乗せ 竹富町
第2回竹富町訪問税審議委員会(委員長・青木宗明神奈川大学教授)が9日午前、竹富町役場で開かれた。審議会は観光客などの来訪によって発生する行政需要をまかなうため竹富町訪問税(仮称)について「2千円が妥当」と結論づけた。2… -
「恵みの雨」もダム回復7割 節水協力呼び掛け継続 八重山
干ばつ状態にあった石垣島地方は、台風6号の接近に伴う降雨で、各地で200㍉前後を記録したが、農業用水を供給する底原ダムの積水量は70%ほどまでしか回復していないことが、8日分かった。今後も当面は晴れの日が多くなる見込み… -
ヤマネコの事故死防げ 子の活動活発化でアピール 西表
西表島で今春生まれたイリオモテヤマネコの子ネコの行動が活発になる時期を迎え、環境省西表自然保護官事務所などで作るイリオモテヤマネコ交通事故防止連絡会議は、交通安全運動を実施した。7、8月は観光客が増え、西表島内の交通量… -
今後2週間も少雨か 市は4日に関係機関会議 干ばつ対策会議も
石垣島地方気象台は6月30日、八重山地方は4月下旬から降水量が少ない状態が続いているとして、「少雨に関する八重山地方気象情報」を発表した。農作物の管理などに注意を呼び掛けている。 (さらに…)… -
名蔵湾にマングローブ林を ヤエヤマヒルギ400本植樹 八重山・岡崎南LC
八重山ライオンズクラブ(LC、前里和江会長)は20日、八重山地域の自然環境を保全するため、石垣市の名蔵湾でヤエヤマヒルギの植樹を行った。干潮時に大規模な干潟になる湾内の一部をマングローブ林に変え、豊かな自然環境を次世代… -
オオヒキガエル 小浜初確認 環境省、定着の可能性懸念
竹富町小浜島で4日夜、生態系に悪影響を及ぼすとして特定外来生物に指定されているオオヒキガエルが目撃された。小浜島ではこれまで、オオヒキガエルが発見、捕獲された事例はなく、石垣自然保護官事務所は定着の可能性を懸念している。… -
マングローブ植栽勧めて 環境シンポで馬場氏提言
石垣島の環境について考えるシンポジウム「マングローブ植林を考える」(主催・八重山ライオンズクラブ)が14日午後、市民会館中ホールで開かれた。第一部では国際マングローブ生態系協会理事長の馬場繁幸氏が講演し、海外での活動事… -
石垣でも地球温暖化が明瞭 100年で1.3度上昇 真夏日、熱帯夜も増加
地球温暖化が危惧されるなか、石垣島でも温暖化傾向が鮮明になってきた。平均気温が上昇、真夏日や熱帯夜の日数も増えている。さらに温暖化が進めば猛暑日が増えることも予想される。対策は、温暖化の要因となる二酸化炭素の排出抑制。… -
ヤマネコ保護施設など見学 新種認定の日にちなみイベント
イリオモテヤマネコが1965年4月15日に新種と認められたことにちなみ、竹富町は15、16の両日、環境省西表野生生物保護センターは関連イベントを開催した。16日の「バックヤードツアー&ヤマネコのフン分析」には10人が参… -
事故防止強化区間を設定 西表東部、西部に2区間11㌔ ヤマネコ
環境省は14日、西表島の県道215号白浜南風見線の一部をイリオモテヤマネコ事故防止の強化区間に設定すると発表した。東部が相良から東ホネラまでの7㌔区間、西部がエコツーリズム協会前から干立集落までの4㌔区間。期間は今月か… -
すぐに飛び立たず「ワシだけどワシじゃない」 カンムリワシ交通事故急増 朝夕が危険
石垣市内のカンムリワシの交通事故被害が増えている。昨年1年間の10件にくらべ、今年はすでに5件と発生ペースが加速。うち2件は死亡にいたった。事故はどのような状況で起きているのか。5件を検証し、対策を探った。 (新… -
マイクロプラごみ流出に警鐘 山口防大名誉教授が海岸調査 漂着深刻な状況
全国の海岸で漂着ごみの調査・研究を行っている防衛大学校名誉教授の山口晴幸氏は16日~20日、石垣島の海岸を調査した。漂着ごみを回収できていない海岸では、プラスチックごみが水に溶けないマイクロプラスチックに分解され流出し…