カテゴリー:日報の本棚
-
【日報の本棚】なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか 篠原常一郎・岩田温 著
北朝鮮の独裁政治を正当化する思想で、沖縄の知識人にも浸透していると言われる「チュチェ思想」に焦点を当てた。元日本共産党国会議員秘書の篠原常一郎氏と政治学者の岩田温氏による対談本。 チュチェ思想は「大衆を革命・建設の… -
【日報の本棚】教育無償化は国難突破の万能薬 下地幹郎著
「教育の完全無償化により、若い人材のレベルアップが促進され、これまでわが国の発展をもたらした長寿の先輩方を支える人材を作り上げていくことになる」と訴える著者。平良市(現・宮古島市)出身で郵政民営化・防災担当相などを歴任… -
【日報の本棚】横浜市が「つくる会」系を選んだ理由 今田忠彦著
「自国の歴史や文化・伝統の素晴らしさを教えないで、どうして誇りや愛着が生まれるのだろうか」―。著者は神奈川県横浜市の元教育委員長。“自虐史観”色が強いとされる従来の歴史、公民教科書に対し、育鵬社、自由社の教科書採択に立… -
【日報の本棚】人口減少と自衛隊 ロバート・D・エルドリッヂ著
「人口減少で最もダメージを受けるのは自衛隊」と指摘する、元在沖海兵隊幹部のロバート・D・エルドリッヂ氏。若者の人口が50年後には半減すると言われる中、出動できる自衛隊員が激減することを防ぐため「今すぐ動かなければ手遅れ… -
【日報の本棚】政治学者が実践する流されない読書 岩田温著
マスメディアやSNSなど、情報が過剰とも言うべき現代にあって、自分自身で一つひとつの情報を吟味するには、読書によって培われた「思想的軸」が必要になる。新進気鋭の政治学者が説く、自分らしく生きるための読書論。 著者は… -
【日報の本棚】日本史の深層 矢作直樹著
救急医療の現場で生と死を見てきた東京大名誉教授の医師、矢作直樹さんが、改めて日本の歴史を見直した書が、扶桑社から刊行された。患者や家族の変化を通じ、日本人の心構えが変わって来たと感じた著者は、戦後の日本人が受けてきた歴… -
【日報の本棚】北朝鮮がつくった韓国大統領 文在寅政権実録 李相哲著
韓国では2017年5月の文在寅(ムン・ジェイン)政権発足以来、慰安婦問題、徴用工問題などで対日関係が緊張の度を増しているが、一方で北朝鮮に対しては凄まじい勢いで融和政策が進行している。同書では、米朝首脳会談などの最近の… -
【日報の本棚】平和バカの壁 ケント・ギルバート、ロバート・D・エルドリッヂ著
米国カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏と、元在沖縄海兵隊政務外交部長のロバート・D・エルドリッヂ氏が「近い将来、日本を滅ぼしかねない諸問題」を真剣に語る「平和バカの壁」が産経新聞出版から刊行された。 …