島主導で新ツアー開発へ 「コロナ後」見据え体験メニュー 竹富島

まいふなーツーリズムのテストツアーが実施された=19日

竹富島地域自然資産財団(上勢頭篤理事長)は、環境保全をテーマにした滞在型プログラム「まいふなーツーリズム」の開発を、環境省の補助事業で推進している。コロナ後を見据え、新しい観光スタイル「マスツーリズム中心から島主導へ」を打ち出した。
 コロナ以前の竹富島には年間約50万人の観光客が訪れ、近年はごみ増大やポイ捨てなど、オーバーユースの弊害も指摘されていた。上勢頭理事長は「これらの課題の解決に向けて、自然を守りながら島独自の観光ができないか考えてきた」と事業の目的を説明した。
 このほど同事業のテストツアーも実施され、観光業従事者ら約20人が参加した。東海岸のナーラサ浜でビーチクリーン活動の後、財団ラボで射出成型機を使って収集したプラごみから記念メダル作りを体験した。このほか海岸の生き物観察や、島つくりの神話を学ぶなど、歴史や文化にも触れた。
 参加者からは「きれいな場所だけでなく、漂着ごみの実態を見てもらうのは良かった」「予備知識がないと難しい。紙芝居形式で事前学習はどうか」などの意見があった。同財団は今後、プログラムの内容を検証し、おもに修学旅行生を対象にツアーを実践できる体制構築をはかる。
 また普及、継続できる島民ガイドを育てる。上勢頭理事長は「以前は民宿に泊まるとお年寄りが海や畑の話を客に聞かせていたが、これからは若者が島の良さをしっかり学び伝えてほしい」と期待した。
   (隅田賢通信員)

関連記事

ピックアップ記事

  1.  第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海外側にある接続水域では26日…
  2.  県立八重山高校(黒島直人校長)の家庭クラブは、今春卒業する3年生の制服を回収し、リユース(再利用)…
  3.  「タイワン!」。平埔(へいほ)族の言葉で「お客さん!」という意だという。「台湾」とは、その昔オラン…

話題をチェック!

  1.  米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設への抗議活動に伴い、威力業務妨害や器物損壊などの罪に…

assembled by まめわざ

日付から記事を検索

2021年2月« 1月
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
八重チャンネル
定期購読のお申し込み
ページ上部へ戻る