第十一管区海上保安本部によると、12日午前10時ごろから尖閣諸島(石垣市)周辺の領海に中国海警局の艦船4隻が相次ぎ侵入した。海保は領海からの退去要求や進路規制を実施。4隻は午前11時半ごろから領海を出て接続水域を航行している。
4隻は「海警1109」「海警1307」「海警1302」「海警1304」。いずれも機関砲を搭載している。
中国艦船が尖閣周辺で領海侵入したのは8月5日以来で、今年25日目。接続水域を含め尖閣周辺で中国船が航行するのは298日連続になり、過去最長を更新した。
海保の巡視船が領海に侵入しないよう警告し、監視警戒を続けている。