功労者10個人7団体 地域・学校・行政で環境を整える いしがき教育の日

教育功労者10個人7団体が表彰された=2日午後、市民会館大ホール

 「子どもたちの学力向上と健全な心の育成を考える」をテーマとした2019年度「いしがき教育の日」事業(主催・市教育委員会など)が2日午後、市民会館大ホールで開催され、教育功労者10個人7団体および石垣市算数・数学フェスティバル入賞者が表彰された。市教委の学力向上推進取組の報告や骨形成不全症をもつ髙良翔大氏の講演会もあり、500人以上の来場者が市の教育について考える機会を得た。
 石垣安志教育長は「教育の日制定から今年で12年目。地域・学校・行政が互いに手を取り合い、学習環境を整えていけば、子どもたちの学力は確実に伸びていく。引き続きご理解、ご協力を」と呼び掛けた。
 受賞者を代表して糸数普学さんがあいさつし、「地域の方々に支えられ過ごしてきた。今日の賞に恥じぬよう市のために頑張っていく」と決意を新たにした。

 中山義隆市長は「これからも変わらぬ愛情で市の子どもたちを見守り、育ててくださるよう」と激励した。
 講演会では県職員で、浦添市立小学校のハンドボールチームを指導している髙良氏が「違いを強みに」と題して命と夢について伝えた。
 配付資料で市教委の「子供達の夢を支える主な取り組み」、道徳教育推進研究校の明石小、学力向上推進校の大本小・富野中の実践報告が紹介された。
 教育功労者表彰受賞者は次の皆さん。
 【教育功労者】
 ▽個人=東風平正金、伊敷美代子、髙嶺聡史、大浜和子、仲本久美、仲程信智、宮城登美子、糸数普学、崎枝賢雄、山内大介
 ▽団体=伊原間中学校生徒会、石垣第二中学校生徒会、石垣第二中学校吹奏楽・マーチングバンド部、石垣第二中学校郷土芸能部、登野城旗頭会、大川旗頭・棒・獅子保存会、平得婦人会

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