コロナ第2波にも負けない! おっかん家 筋力運動で健康維持

ころばん体操後に整理体操をする会員ら=21日午前、大浜

 新型コロナウイルスの感染拡大で、高齢者の体調管理・健康維持が望まれるなか、石垣市大浜で転倒予防の「ころばん体操」を行う「おっかん家」(長浜寛代表)では、消毒とマスク着用を徹底しながら、会員らが童謡に合わせた筋力運動に精力的に取り組んでいる。同様の取り組みは要介護認定者の増加や介護現場での人材不足が深刻化する将来への貢献も期待されている。

 おっかん家は健康維持・要介護防止や住民主体の地域づくりのため2015年に発足し、現在、同地区に住む37人の高齢者が通う。
 会員の平均年齢はほぼ85歳。コロナ自粛を行っていたが会員からは「(体操がないせいで)歩けなくなった」など嘆く声も多く、2週間ぶりに再開。
 コロナ禍では週2回だった体操を、水曜会と金曜会の2班に分け週1回に変更して実施している。
 この日は会員16人が参加し、口周りの筋肉を動かす「かみかみ体操」と、「かごめかごめ」「通りゃんせ」などの童謡に合わせた筋力運動を実施した。
 途中、水分補給を確実に行い、熱中症対策にも心掛けた。
 発足時から通う下野重子さん(91)は「以前は腰回りが痛かったが体操を始めて良くなった。いつも皆さんの顔が見られてうれしい」と笑顔を見せた。
 長浜代表とともにおっかん家を支える妻・末子さんは、市地域包括支援センターの初代生活支援コーディネーターを務めた。
 介護職での人材不足や介護保険料などの制度面の将来を危惧し、「遊びながらレクリエーションをするリハビリ法『遊びリテーション』なども含め、このような取り組みは地域のつながりの場だけでなく、将来の介護へも貢献できる」と、行政の積極的な取り組みへ期待している。
 長浜代表(64)は「体操の効果も伝えながらやっているし、何より体操があることで朝からお化粧をしたり、準備したりとリズムが作れる」と話した。

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