いしゃなぎら結願祭(主催・石垣字会、同実行委員会)が24日、宮鳥御嶽で7年ぶりに挙行された。弥勒神のお出まし・みょうら旗頭を押し立て、宮鳥御嶽から石垣小学校周辺を練り歩き、五穀豊穣に感謝し、字民の無病息災を願った。
午前の練り歩きにはみょうら旗頭、太鼓隊・山内之手、弥勒、袖持ち、五穀かご持ち、三線、笛隊、三役、顧問、長老、役員が続き、祝もちをふるまう「ゆがふ花車」には棒術隊、石垣小学校4年生、少年荒鷲野球チーム、石小ミニバスケットチーム、婦人会巻踊りが行列を作った。
午後からは奉納芸能で太鼓や棒術、コロナ禍の邪気を払う獅子舞などを奉納し、奉納舞踊(祝宴)では青年会や婦人会による舞踊や巻き踊りが繰り広げられた。
16年ぶりに復活した組踊立役者の新旧交代紹介も行われた。
実行委員長の森永用朗字会長は「旗頭は今日の祝いにふさわしく3旗が押し立てられ、若者よ世界にはばたけとの願いが込められている。字民の皆さまのますますの健康と弥栄を祈念する」とあいさつした。