八重山でも追悼の舞い 大震災12年、岩手と交流の縁 八重盛48の会

演舞する八重高郷土芸能部の生徒たち=11日午後、真栄里公園

 2011年3月に発生し東北地方を中心に甚大な被害をもたらした東日本大震災から11日で12年。石垣市の真栄里公園内にある高橋氏菅原氏顕彰碑前では、八重盛48の会(本村浩司会長)が主催した追悼式が開かれた。発生時刻の午後2時46分に合わせ会員が黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。

 八重盛48の会は、八重山高校PTAのOBで結成された団体。同校は岩手県の盛岡第四高校と姉妹校締結している。
 追悼式で八重盛48の会顧問の平田勝男氏は「石垣島も過去に明和の大津波を経験した。最近ではトルコでも大きな地震があった。被害者に哀悼の意を届けたい」と式辞を述べた。
 今年度の卒業生も含む八重高郷土芸能部の生徒計20人も参加した。追悼の舞いとして「ユンタ」「マミド」「校歌ダンス」「みるく節」を披露した。宜野座鈴美部長(17)は「犠牲者を追悼する思いで伝統舞踊を披露した」と振り返った。
 石垣市と岩手県の交流は、1993年の冷害で岩手の稲作に大きな被害が出たことがきっかけ。翌年の種籾(たねもみ)不足が懸念されたため、石垣市の水稲農家が田植えの時期を早め、石垣島の水田面積の20%に当たる50㌶を岩手の種籾として育てた。
 岩手からは盛岡農業改良普及所(当時)の菅原邦典氏が石垣島に派遣され、島内農家の種籾づくりを指導。努力の結果、116㌧の種籾が岩手県に提供された。
 2001年には「石垣・岩手かけはし交流協会」が設立され、同協会は13年、初代会長の高橋洋介氏と菅原氏をたたえる顕彰碑が真栄里公園に建立した。

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