14チーム大海原へ 石垣島国際カジキ釣り開幕

カジキを釣り上げた「チーム川田」の皆さん=11日午後、石垣漁港

 第1回「石垣島国際カジキ釣り大会 for Children(子どもたちのために)」(主催・八重山ラインズクラブカジキ釣り大会実行委員会)が11日から始まった。12日まで。初日のトローリングには、14チーム(75人)が出場。午前7時、スタートの合図で漁船は石垣漁港から一斉に大海原へ飛び出した。「チーム川田」として大会に出場するお笑いタレントの川田広樹さん(ガレッジセール)が大会公式アンバサダーに就任した。

 八重山の海へ出航する漁船に手を振り、同実行委員の糸数修一会長は「天候にも恵まれ、無事大会当日を迎えられたことに感無量です。子どもたちのために精一杯大会を盛り上げて、楽しんでいただければ満足」と話した。
 本部の八重山漁業協同組合南側では特設ブースが設けられ、全国ネット放送しているラジオ番組「あの頃青春グラフィティ」の公開生放送が行われ、パーソナリティーを岡野美和子さんが務めた。
 アクティビティーとしてパラセーリング、グラスボートの無料体験会も開かれ、多くの子どもたちが参加した。
 12日には、特設ステージで正午から八重山の子どもたちによるパフォーマンスイベントが行われる。
 多くのチームが苦戦し、終了時間が迫る中、午後2時45分、西表島北側でカジキがヒットしたと「チーム川田」から本部に速報が入った。約15分後の午後3時過ぎ、川田さんが見事にバショウカジキ(23㌔)を釣り上げた。午後5時ごろ、八重山漁協組合南側の本部に漁船が到着し、カジキが揚がると、会場からは大きな拍手が湧いた。
 川田さんは、今日は諦めて帰ろうとしている時にヒットしたと振り返り「心が折れかけていた中でヒットしたので喜びも倍でした」と笑顔を見せた。カジキ釣りは初めてで「カジキが本当に踊っている姿が見られて興奮した。明日はクロカジキを釣りたい。頑張ります」と張り切った。
 最終日の12日は、午前7時からスタートし、午後3時に終了。午後5時から2日間の合計ポイントで優勝、大物賞がそれぞれ決まる。

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