3月15日に開催された「第100回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会」で、県勢として初優勝を果たした琉球ゴールデンキングスの白木享代表取締役(沖縄バスケットボール株式会社)らが10日、沖縄県庁を訪れ、玉城デニー知事に優勝を報告した。白木代表は「天皇杯を初めて沖縄に持ち帰ることができてうれしい。今後も〝沖縄を元気にする〟という理念を大切にしていきたい」と喜びを語った。
キングスはBリーグ2年目の2017年度から天皇杯に参戦。過去2大会では決勝で惜しくも敗れており、今回8度目の挑戦、節目となる第100回大会で悲願の初優勝を果たした。
報告に訪れた平良彰吾選手は「県民の皆さんの応援やサポートがあっての結果。これからもキングスを通して沖縄を盛り上げていきたい」と今後の抱負を語った。
玉城知事は「多くの県民がキングスの勢いや躍動に励まされている。今後も『スポーツアイランド沖縄』の実現に貢献し、県民の希望の光であり続けてほしい」と感謝した。
沖縄県バスケットボール協会の日越延利会長は「U18以上のすべてのカテゴリーが出場する天皇杯での優勝は、まさに日本一。離島を含む県内のバスケットボール関係者が心から喜んでいる」と称賛した。